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BUCK-TICKの櫻井敦司と同じくステージ上で亡くなったボーカル

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第25弾!

「THE NIGHT」 MORPHINE

2000年発売

本日紹介するバンドも意外と知らない人が多いかもしれない。

何故かと言うと訳あって7年間しか活動が無かったからです。

その理由はフロントマンでありバンドの核であったマーク・サンドマンが46歳の若さで、ステージ上で心臓発作で亡くなってしまったんです。

要約認知度も上がりこれからと言う時期でした。

彼の死後一年後に出たのが既に録音済みだった遺作となった今作なんです。

モーフィンはドラムとSAXと、マークのベース&ボーカルだけという変わったバンド編成。

加えてマークのベースは二弦しか弦が張ってなく、それをスライドさせるという変わった奏法をしています。

その編成から出てくる音楽は、ジャズ・ブルースをベースにしたロックになるんだろうけど、怪し気でゆるくてダウナーなジャンル分けが難しい音楽。

唄も決して上手くない、所謂ヘタウマな感じだけど、聞いてると癖になり、醸し出す音とベストマッチなんです。

他のバンドと比べる事が出来ない音楽だと思います。

過去に遡って他の三枚も聞いたし、マークの死後別メンバーでモーフィンは続いたけど、やはり今作が最高傑作。

自身の死を知らず内に分かってたのかもしれないですね。

YouYubeに全曲上がってましたので皆様に。

異世界の独特の世界観をぜひ堪能ください。


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