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180度開脚は危険!!

『60歳からの健康学校』の栗原です。

今回は、以前一世を風靡した”180度開脚”についてお話しさせていただきます。身体が柔らかい方に憧れてを思っていませんか?

身体が柔らかいってうらやましいですよね。あんなに身体が柔らかいと気持ち良いだろうな~と、つい思ってしまいがちです。ですが、これは落とし穴です。身体が柔らかすぎることは危険なのです。

なぜ危険か!!

これを考えないといけないですね。では、人は何故身体を柔らかくなりたいのか?

これは単純ですね、身体が硬いから柔らかくなりたいんですよね。

座っていることが多かったり、運動不足だと身体はなまり自然と硬くなります。そして背中や太もも裏が硬くなり、いつしか腰痛などの不定愁訴を生み出してしまいます。身体が柔らかくなると不定愁訴は改善しやすく、身体は軽くなります。要するに動きやすい快適な身体になるのです。

ですが、身体を柔らかさせ過ぎるのは問題です。程度に硬い箇所もなければなりません、それは靭帯です。靭帯は骨と骨を繋ぐ大切な存在です。

肩や股関節などの球関節は靭帯があるからこそ脱臼しづらくなっています。何故なら球関節はありとあらゆる動きをするため留め具的な存在必要なのです。ですが、この留め具がゆるゆるになったらどうでしょうか?


イメージつきますよね!

これが問題なのです。180度開脚できるのはいいです。ですが靭帯を緩めてしまうとどうでしょうか?関節に大きな負担を与えます。場合によって軟骨がすり減ってしまうかもしれません。そうなると変形股関節症になってしまいます。と、なると元も子もないです。

人の身体には柔らかい方がいい箇所と硬い方がいい箇所があります。靭帯を柔らか過ぎるのはダメです。靭帯を緩めてまで開脚をする必要がありません。

仮に緩めたならばアウターの筋肉は引き上げと靭帯をホールドさせながら安定させる運動が必要になってしまいます。時間も手間も、そしてお金も掛かります。専門知識が必要になるのです。なので無理して180度開脚させない方が自身の為なのです。
程度な柔らかさを作っていきましょう


60歳からの健康学校 HP↓↓

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