少女Z

少女Z(ゼータ)/高校生/現実と妄想の狭間の日記置き場

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最近の記事

まともになる恐怖

 リアルが安定して数ヶ月経つ。  受験が近くなってくるともういい加減「逃げたい」「死にたい」なんて言ってられないから、結局頑張るしかないのだ、という結論に落ち着いて、まあ受験生らしく勉強しまくりの夏休みを過ごしている。  クラスは2年生のときより随分と過ごしやすいし、行事を通して青春しているし、好きな人のことはなんだかんだ言いながらもまだ好きなままで、同じクラスになれたから接点はそれなりにあるし、遠足の班が一緒だったりした。  つまり今、現実を享受するので精一杯なのだ。早い話

    • ドンゼン見てきた(ほぼソノイの話)

      ※ネタバレ注意  とても面白い映画だったと思う。ゼンカイジャーの面々はとにかく可愛くて癒しだったし全員で名乗って何が何だかわからなくなるところなんかまさしく“ドンゼン”だったしそもそも映画館でゼンカイジャーとドンブラザーズのみんなを観れることがもう感無量だったし本当に人生で最も濃密な60分だったと言ってもいいくらいいろんな感情を抱いたのだけれどもしかし。  しかし、最後のアレで全てが上書きされてしまった。  そういうわけで、観賞後の感想を一言で言うならば....… 「

      • 同じ友達0人でも友達0=0人よりn -n=0人の方が遥かに辛い

         高校で一番の友達から見放されて以降、どんな友達と話しても、「もしかして私のことが嫌いなんじゃないか」「いつか突然私を拒絶してくるのではないか」と思うようになった。  同じ「友達いない」でも最初からいないのとなくすのでは辛さが全然違ってくる。温もりを知っているぶん、それを失ったときの落差は大きい。  思えば、私が特別に好きだと思った人ほど私のそばからいなくなってしまう。こんなことならもう誰かを一方的に好きになるのはやめたい。私のことが好きな人だけ好きになれれば、気が楽なのに。

        • イヤならやめちゃいましょう 苦しいなら逃げちゃいましょう でも、好きなことだけは死んでも離すな

           タイトルのキャッチコピーが使われた東京モード学園のCMが大好きだ。心が救われたような気がする。  しかし、YouTubeでこのCMのコメント欄を見たら、こんな意見が多かった。 『好きなことをやるためにはその過程で嫌なことや苦しいことと立ち向かわなければいけない。それからも逃げていたら成功できない』  だいたいこんな感じのこと。  これを見て私が感じたのは、言葉を選ばないのならば“読解力の低さ”だった。もう少し配慮した言い方をすれば、“解釈の違い”になるだろう。  私

        まともになる恐怖

        • ドンゼン見てきた(ほぼソノイの話)

        • 同じ友達0人でも友達0=0人よりn -n=0人の方が遥かに辛い

        • イヤならやめちゃいましょう 苦しいなら逃げちゃいましょう でも、好きなことだけは死んでも離すな

          カウンセリング役に立たなすぎワロタ

           今日、人生で初めてカウンセリングを受けた。  前々から学校が苦痛に思っていたり、失恋したり、親からのプレッシャーだったりで、どうにもならない鬱屈を抱えていた。それに追い打ちをかけるように、高校で一番信頼していた友達からいきなり拒絶された。  いつも移動教室で一緒だったのに、なんなら向こうから一緒に行こうという感じだったのに、いきなり何も言わずに移動してしまっていたからびっくりした。それで、単刀直入に「嫌いになったの?」と聞いたら、(個人的には冗談めかしていたつもりだった

          カウンセリング役に立たなすぎワロタ

          シャーペン振る依存症

           今日、クラスメイトにシャーペンを振る癖をやんわりと指摘された。いや、やんわりじゃない。優しい言い方だけど、「それ、やめてもらっていい?」と言われた。その瞬間、自分が全否定されたような気がした。  私にとってその癖は、精神安定剤のようなものだった。家庭が崩壊しかけたときからもう12年以上続けている癖で、これがないと現実に負けそうになる。そのころ、母親が自殺未遂をしたりして、辛かった。この癖がないと、寂しさで死にそうだった。  そんな感じで、シャーペンだとかヘアゴムだとかを振る

          シャーペン振る依存症

          リスカに失敗した話

           いろいろあって死にたくなった。  だけど死ぬ勇気がないから、リスカしてみようかと思った。  それでも衝動のままリスカできなかった。前に、失敗すると血が止まらなくなるとか膿が出てくるとかそういう話を聞いたのだ。というわけで、正しいリスカのやり方を調べてみた。カッターで切る、消毒をする・・・・・・面倒くさかった。それに、痕が残るらしい。リスカを後悔しているということも書いてあった。  それでも気持ちが収まらなかったから、目に見える何かが残らない形で自傷しようと思った。考えついた

          リスカに失敗した話

          アネモネ

           新年一発目というわけで、ここはあえて原点回帰して、今の私を作ったキャラクターの一人、アネモネについて語ってみようと思う。  アネモネは、『交響詩篇エウレカセブン』というロボットアニメに出てくる敵の美少女パイロットである。そんなアネモネ、かなりクセが強いうえにわがままで情緒不安定で好き嫌いが分かれる。彼女を慕うドミニクというこの作品のもう一人の主人公的な立ち位置にいる青年はいつも彼女にキレられ邪険にされ見ていて可哀想なくらいだ。  しかし、アネモネには観ているものの心を掴

          アネモネ

          誰かが街のどこかで夜が辛い

           ああ、もういやだ。  好きな人は痛いステメ書いてこっちの幻想をぶち壊しにきたし(上条当麻かよ)私より成績が悪いと思っていた子は私より良い成績で良い判定を貰ってた。こっちなんて良い判定じゃなくてE判定だ。いや、それは嘘、C判定だけど。それはともかくとして、成績も大事だけどその子の方が受験に対する姿勢に真剣なことが一番胸に刺さった。周囲のみんなは、いつもだらしなくしているような人でさえ受験に向けて走り出してるっていうのに私は未だに現実を見れずに1日の大半をアニメ観るか本読むかV

          誰かが街のどこかで夜が辛い

          世界から逸れた軌道で生きる

           学校で自作短歌大会をやった。決められたテーマに沿ってそれぞれ短歌を作り、名前を伏せた状態でクラス内に公開される。その中から一人何個か選んで投票し、選ばれた短歌がベスト3くらいまで発表された。  私にはみんなが選んだ短歌が、全く響かなかった。  私の短歌は選ばれなかった。だけど一番良い短歌を詠んだと思っている。傲慢にも。  今まで、自分の感性を頼りに生きてきた。自分の美学に従って生きるのが正しいと思ってきたし、今でもそう思っている。  だけど、ふと、そんなふうに生きていたらい

          世界から逸れた軌道で生きる

          お歳暮のメロンと破れた恋

           父の会社の人が、毎年お歳暮にメロンを送ってくる。しかし、私の家にメロンを好きな人はいない。むしろメロンアンチの方が多い。それなのになぜ送ってくるのかと聞いたら、どうやら送り主の好物がメロンらしい。相手の好きなものを考えず、自分の好みを押し付けるのは独りよがりじゃないかと思ったが、そういえば自分もつい最近似たようなことをしてしまったと思い直し、恥ずかしくなってきた。  それは、よりにもよって私の好きな人にしてしまったことだ。私も彼もそこそこに読書家なこともあって、接触の機会

          お歳暮のメロンと破れた恋

          少女Zの分裂

           朝起きると、「笑っていたくないな」という感情が真っ先に湧き上がってくる。今日も学校に行って、テンション上げていかないといけないのかと思うともう布団から出たくなくなる。  別に無理しているわけじゃない、とは思う。実際学校に行って友人とヲタクトークしたり好きな先生の話をしたりするときは、特に違和感もない。つらいと思いながら笑うことは絶対にない。けれど、家に帰った途端、スイッチが切り替わるように疲労がどっと来て、帰ったらあれしよう、これしようと算段を立てていたのが全部吹き飛んで

          少女Zの分裂

          好きな人との会話ほど辛い

           会話の終わりがわからない。特に、好感を抱いている人と話すとき。興味がない人なら会話も盛り上がらないし、ちょっと会話してブチっと終わってもいい、むしろそれが普通だ。けど、興味を持っている人のことはたくさん知りたい。だから私は会話が途切れないよう常に神経を尖らせて、終わりそうになった隙に話題を継ぎ足していく。そうして相手の方から情報を引き出すのだ。  しかし、そんなことをしていると、相手も忙しかったり時間がなかったりでどうしたって会話を終わらせなければいけない時がやってくる。

          好きな人との会話ほど辛い

          理想のハーレムもの

           神のみぞ知るセカイを読了。終始先が気になる展開で面白かった。やっぱり主人公が策士だと物語は面白くなるな。 この作品は今まで履修してきたハーレムものの中で最も理想的な作品だと思う。その理由は主に2つある。  1つ目は主人公が非常に魅力的であることだ。まず大前提としてビジュが良い。でなきゃ最初の10巻全部(ビジュアルという点では9巻を除く)表紙イラストになったりしてないし。それでいて性格もさっぱりしていて、ギャルゲーマーとしてのプライドを失うことがない。軸にブレがない人間とい

          理想のハーレムもの

          Z

           一番好きなアルファベットはZだ。  まず、一番最後であること。これがラスボスみたいでかっこいい。そして形が良い。点対称なのもさることながら、武器にしたら癖はあるものの使いこなせればかなり強いタイプになりそうなところも。手裏剣みたいにシュッと投げてみるとさぞ気持ちいいだろう。  というわけで、自分を少女Zと名付けてnoteを始めてみた。あとはZガンダムを観る予定だからというのもある。あれはゼットではなくゼータと読むんだっけ。そっちの方がかっこいいから、自分の名前の読み方は