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【ニコラスの復職】授業が楽しくなった!

2023年4月無事に復職

 どうもニコラスです!今年のことを今年のうちに少しでも紹介したいと思い、復職した今年をざーっと振り返りたいと思います。
まず、復帰するにあたり学校から提示された仕事内容は・・・

  • 担任もクラブ顧問もつけず、教科指導に専念。行事などはその都度、やれるかどうか確認する

でした。
そして、復帰するにあたり自分で決めたルールは・・・

  • 入学式、卒業式などの儀式以外の行事は休む(人ごみや生徒が出す甲高い声がまだ抵抗があるので)

  • 学期末の親睦会は欠席する

  • 「お手隙の先生、お手伝いをお願いします。」などのボランティア的なものには手を出さない。(仕事かどうかで判断するようにする)

でした。


1年のブランクは声枯れと腹筋の痛さで痛感

 復帰初日、復帰の挨拶を職員会議でしたところ、思ったより声が出ていないことが自分でもわかり、喉と腹筋の衰えを感じました。また、立ち続ける・歩く・座るなど日常的な動作も久しぶりで、肉体的な疲れも感じました。

ロイロノートで劇的に授業改善!

 全学年そろって一人1台タブレット端末を所有した今年度、英語科では授業改革を本格化。基本的の黒板は使わず、単元ごと探究活動の要素を加えることに。ロイロノートも活用しながらの形態が自分にフィットし、15年以上教えているが、今年度が一番楽しく授業ができている。

「探究活動」の奥深さを知り、やりたいことが明確化

 やりたくても今までいまいち「探究活動」の方法が自分の中ではっきりしていなかったさなか、夏に参加したイベント「未来の先生フォーラム」が転機に。「もともと答えがないことに生徒が取り組むので、先生も一緒に楽しめばいい」という趣旨のお話をうかがい、気が楽に。むしろ「やりたい」気持ちが出てきた。このイベントを機に、2学期以降の授業はより探究要素を加え、生徒が苦痛を感じず「面白がれる授業」をデザインしていくことになった。

教室を飛び出した「英語×探究活動」を計画するも先輩の言葉にショックを受ける

 今月、教科書で「ユニバーサルデザイン」の単元を扱ったのち、探究活動として「校舎を探検して学校のユニバーサルデザイン事情」を授業時間で行うことに。一人1台タブレット端末を持っているので、気になる場所を写真で撮って、撮ったものをロイロノートで共有して、議論する。という授業を立案したところ・・・
 「撮った写真をSNSにアップさせないように」・「他の授業の迷惑にならないように」、さらに「授業の時間にやらなくてもいいんじゃない」とまで言われてしまった😞ただ、そう言われるのは英語科の中では想定内(授業の時間に〜は想定外)だったので、こちらでルールを作らず、生徒に「他の授業の迷惑にならないようにどんなことに気をつけたらいいか考えよう」と投げかけた。

その後の生徒の言葉が衝撃的😀

 「生徒たち自身が探究活動のルールを決めました」と全職員に伝え、いざ実践。
まとめる作業では「初めてのことだから、正解はないし、どこまで何をしなければいけない、はないからとりあえず意見を出し合おう。」と伝え、生徒の思いを引き出した。同じ場所を撮ってきても感じることは生徒によって違う。どれも間違いではないので、生徒の意見には全て乗っかった。雰囲気も相まってかその授業中にぼそっと生徒がつぶやいた言葉が、自分の中そして英語科の中ではとても衝撃的だった・・・
   「英語科の先生くらいだよね、私たちのこと全肯定してくれるの」

英語科教員としては嬉しかったけど、学校のイチ教員としては悲しい言葉だった。

今の環境では「探究活動」をのびのびやるのは不可能・・・だったらそういう環境を作っちゃう!?

 これが来年以降の目標。詳細は次回以降😄 


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