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校閲部も筆者の伴走者

校閲無がいるからこそ
良い本を読めている

とても地味な仕事で
難しい仕事

何週も読んでチェックする

文字が間違えているか?
だけのチェックではなく
文章の内容
をちゃんと読んで
登場人物だったら年齢設定は
間違いないか?
時代背景だったらその時代に
あるべき物あってはいけない物
チェックし
その日の天気や、月の満ち欠け
ジェンダー発言に問題はないか
ハラスメント関係はどうか?

万人が読んで不快を与える言葉を
使っていないか?等ゞ

ある時は、本当に
そんな事が起こるのか
実証実験までする?
見た事ないから、
本当かどうかわからないけど

地味な上に
あまり報われない仕事

それでも、なんか
いい仕事だなぁ・・・
魅力的だなぁ・・・
そう思ってしまうのは

校閲の漫画が面白いからw

昨年「地味にスゴイ校閲ガール
河野悦子」
をドラマで見て
小説でも読んで、地味だけど
いい仕事だよなぁ
と思っていた。

その校閲の仕事を、ブックバン
コミック部門で連載中の
「くらべて、けみして」
これが売れているらしい
実際に実在している新潮社の
校閲部の話らしいが。。。

ゆるく読める

ブックバンの
レビュー紹介を読んだ

『くらべて、けみして 
校閲部の九重さん』
こいしゆうか著[
レビュアー] 読売新聞

今でこそ原稿中に
「散りばめる」
とあると、
直した方が良いとピンと来るが、
前まではその理由も含め、
まるで分かっていなかった
(正しくは「鏤(ちりば)
める」。
ひらがなにすることが多い)。

本書は、
某社に名前が似ている出版社
「新頂社」の校閲部が舞台。
部員の目を通した
「校閲というお仕事」
の紹介漫画だ。
作中、新入社員が、
「洒落(しゃれ)」が正しく
「酒落」は誤りと教えられ、
「生きてて初めて
知ったんですけど!!」
と叫ぶ場面がある。
私も気づいたのは
ずいぶん後だった。
人のことは全く言えない……。

こう書くと、
校閲部員は
日本語の間違いだけに
対処しているように
誤解されそうだが、
必要に応じて、
作品全体の年表を作るなど、
事実関係に矛盾がないか
も調べ上げ、
疑問点があれば指摘する。
編集者はよく作者
・筆者の伴走者に例えられるが、
校閲部員も負けず劣らず
伴走者なのだ。
あなたが日々読んでいる本も、
この記事も、
各出版社・新聞社の
校閲部員なしでは
成り立たないのである。

ブックバンレビューより

伴走者!素敵な言い方
私たち読者が本を読んで
誤字や脱字が無い事
内容に違和感を感じない事
と言うのは
校閲のおかげなのでしょうね

【話題の本】
『くらべて、けみして 
校閲部の九重さん』
こいしゆうか著

■“本の裏方”リアルに

新潮社校閲部は
高度なプロ集団として
出版業界で知られる。
数々の逸話を持つOBがおり、
今も50人が所属する。
「これを作品にしない手はない」
と、編集担当の渋谷祐介さんが
実用コミックで人気の
著者(こいしゆうか)に依頼。

校閲部の全面協力も得て、
架空の出版社の校閲部員、
九重(くじゅう)さんを
主人公として文芸校閲者の
日常をリアルに
描くお仕事漫画ができた。

校閲者は小説のゲラ
(試し刷り)を読み、
作中の事実関係から人物の
性格描写まで
徹底的にチェック、
矛盾点などを指摘する。
本書でも
「校閲と作者はゲラで戦う」
と作家とのやりとりなどを紹介。
直筆原稿の文字が
判読できなかった石原慎太郎、
指摘に丁寧に返事をした
江藤淳のほか、
現役作家たちのエピソードも。

『小説新潮』で連載され、
昨年12月に出版。
現在2刷1万1000部で
勢いは衰えず、
3刷が視野に入り、
続巻の話も進んでいる。

「読者層は40~60代で
女性が多く、文芸好き、
本に興味がある方たち。
限りなく
ノンフィクションに近い
〝本の裏方〟
の世界を楽しんで
いただけているようです」

と渋谷さん。

作中、九重さんが校閲に
力を入れる理由として語る
「百年後に残す一冊を作っていく
という意志」にグッときた。

(新潮社・1265円)

[レビュアー]三保谷浩輝

ブックバンより

実際にあった出来事を
ノンフィクションで
描いているところも
臨場感あって良い
しかも、漫画だ!
5分もあれば読めてしまう。

しかも私と同年代の女性が
読んでいると言う事は
私は、まんまとハマった
わけでありますw

石原慎太郎さんの逸話
面白かったですw
文字の解読辞書まで作るくらい
読み辛いのだなぁ。。。
クスリとしてしまう逸話

BookBangコミック版
くらべて、けみして
第3話 直筆原稿


くらべて、けみして
校閲部の九重さん
こいしゆうか(著)
協力/新潮社校閲部 (その他)

文芸界震撼!
至宝の校閲秘話から生まれた
変態的情熱溢れるお仕事コミック!

普段ほめられることはなく、
陽の当たることのない
縁の下の力持ち――
それが校閲。ひとつの言葉、
ひとつの表現にこだわる日本語の
プロとして本作りに
欠かせない校閲者たちは、
個性豊かな文芸作品と
どう向き合っているのか?
文芸版元だからこそ
知り得た作家とのエピソードや
秘蔵の校閲あるあるを
楽しめる校閲者の日常物語!


三浦しをん(作家)
「校閲者は妖精だ。
鋭く的確な指摘で
作品の精度を
上げてくれる
頼もしき存在だが、
私は姿を
お見かけしたことはない。
本書は、
謎に満ちた妖精の生態、
苦悩と喜び、
お仕事の内実に
ぐいぐい迫った、
読書好き必携の
楽しい一冊である。
校閲さん、
いつも本当に
ありがとうございます!」

石井光太
(ノンフィクション作家)

「言葉を紡ぐということが、
どれだけの努力と誠意を
必要とするものか。
今の時代にこそ読まれてほしい」

飯間浩明(国語辞典編纂者)
「主人公にことばの感度を
試される。
私にとって、
実に勉強になる漫画です」

くらべて、けみして
校閲部の九重さん
こいしゆうか(著)
協力/新潮社校閲部 (その他)
amazonより

たかが漫画と侮るなかれ
と言った感じですねw

Kindle版

単行本

………………
自己紹介
noteがスキ
❤️になってきた。より

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