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1つのいいことが10のわるいことに勝つ!

60年生きてきていいこともわるいこともたくさんありました。いいことってわるいいことに勝つような気がします。1つのいいことが10のわるいことに勝つ!個人的見解。

わたしのnote、わるいことに勝ちたいから基本的にいいことしか書いてないです。わるいことは文字として残したくないから、顔が見える人にわるいこと言っちゃいます。たまーにわるいことnoteに書いちゃうことあるけど。

いいこともわるいことも人によって違います。わたしにはいいことでも他の人にはわるいことだったり。人がいいことだと思ってもわたしにはわるかったり。

個人的見解のわるいことといいこと。しかも子ども!女の子!彼女の柔軟な発想のいいことがいっぱいの絵本です。

それしかないわけないでしょう  ヨシタケ シンスケ

主人公の女の子はある日、お兄ちゃんから言われた「みらいはたいへんなんだぜ」という言葉がきっかけで、未来がどうなるか、次々と妄想します。 将来を心配しすぎる女の子に、おばあちゃんは「だいじょうぶよ!」「それしかないわけないじゃない!」とやさしくさとします。 考え方ひとつで、未来はたくさんあるのだと感じはじめた女の子は、さらに妄想をつづけ、ユーモアたっぷりで愉快な展開に!

アニメにもなっていたようです。NHK Eテレ番組案内より

おばあちゃん、体調が優れないのか布団の中で身を起こして本を読んでいたけど、頼もしくわかりやすく女の子に話してくれます。

それを受け止めた女の子の妄想が、ヨシタケさんの明るくかわいい絵で表現され元気になる絵本です。

あいつが いつも いじわる するから、まいにち ガマンするしかない?
➡あした (あいつが)うちゅうじんにさらわれるかもしれないじゃない!
➡すっごく すきなひとができて、そんなの どうでもよくなるかもしれないじゃない!          

「すきか きらいか」とか、「よいか わるいか」とか、「てきか みかたか」とか、よくきかれたりするけど、それだって どっちしかないわけ ないよねー。

「すき」でも「きらい」でもない、「すらい」とかあってもいいわよねー。

あ、「すらい」いいな。
あ、すみません。「いいこと」「わるいこと」どちらかって書いてた。
「よいわる」?よいか、わるいか、でもない「よいわる」「よいわ」「よわる」?

この女の子、いいな。お兄ちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさん、ともだちに囲まれて、子どもの頃にそれを知って。

大人になっても、まだそのへんで悩んでいるのに。60歳なのに。

みらい、あしたとか、1ねんごとか、10ねんごとか、このさきのこととおにいちゃんがいうけど、60歳にもみらい、ある。あしたがあるし、1週間後、1か月後、何ヶ月か先、ある。たぶん。

みらい。いいもんだよ。いろんなことがあるよ。
生きていれば。

60歳でこの本に出会えてよかったです。
ありがとうございました。

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