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育てたいもの、とは

『糸を紡ぐ』


ふわふわの羊毛を
糸にするって

言葉にすると簡単なようで
イメージすることも
なんとなくできるような気がするけれど

実際に自分の手を使ってやってみると
きっと色んな感情が動きます

くるくると撚り(より)がかかっていく様は
言葉にならない感動が湧くし

プツッと糸が切れてしまうと
あぁ!とガッカリしたり

思うように糸にならないと
イライラしたり諦めてしまったりも
するかもしれない

でも、もっと大切なことは

『自分の手を使って 糸をつくることができるんだ』

という事で

しかも、道具は拾ってきた石と枝だけで!
(もちろん指だけでもできます!)

それがどんなにシンプルで素晴らしいことか

それを知れること
感じられること

その『心』を 育てたいと思いませんか?



学校へ上がると途端に
結果や成果を出すことが求められるようになって

いつしか子ども達の中にも

「できる・できない」事が
「良い・悪い」という判断材料になっていきます

「できた」から「良い」
「できない」から「悪い」のではなく

そこへいくまでの過程に
なにをどう感じたのか


できなかったことも受け止めて
じゃあどうしていくかを
自分で考えて克服していけるか


そこを育てることが大切だと感じます



なにかを『作る』ことが目的ではなく

『なぜそれを作るのか』

シュタイナーの手仕事では大切にします

そして手仕事って、簡単にはできません

スピードを求められる現代

検索すればすぐに答えが見つかる現代ですが

手仕事は根気も必要です

積み重ねていくこと

そんな力も育っていきます



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シュタイナーの手仕事と文庫
ニディ∞ノディ
@teshigoto_okayama
うえだじゅんこ/岡山

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(只今教室準備中)

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