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109日目 完璧主義がなぜ成果につながらないのか?

どうもこんにちわ!こんばんわ!
100日後に人生を変える副業サラリーマンです。


僕は5年ほど前まで、
システムエンジニアでした。


システムエンジニアの職務内容として、
システム(ソフトウェア)の提案資料や
システムの操作方法の手順書などがあります。


システムというものは
概念的なもので、システムというものを
知らない人に説明するというのは
非常に難しいのです。


そこで、
概念的なイメージを説明するために
図や絵を多用することが多く、
その資料作りに非常に苦労しました。


わかりやすい絵はどんな絵か、
色使いはどうか、、、
など非常に細かく資料作りに
力を入れた覚えがあります。


しかし、実際に説明すると、
あまり資料をじっくりと
見られることはなく、
結局会話メインで進んだり、
文章の部分を説明したり、
時には金額の部分がメインとなったりと


「あの苦労は一体何だったんだろう・・」


と思ったことも数知れません。


さて、こんな話をなぜ出したかといえば、
ここでいくつかの教訓が得られるかなと
思ったからです。


いくつか挙げてみます。


①自分が話したいことと相手が聞きたいことは違う。
②人は、説明されたことはほとんど頭に残らず、行動したこと(その場で質問したり会話したりすること)が頭に残る。


僕が資料作りに専念した時に
「できるだけわかりやすい資料」
を目指していたわけですが、
そこに落とし穴があったわけです。


それは、
「完璧な資料」
を目指していたということです。


説明する資料は一過性のもので
目指すゴールは
「相手を納得させること」
でした。


そこには、資料の完璧さを求められるわけではなく、
コミュニケーションが必要だったり、
もしかしたら、現在のシステムの不満だったり
改善点などを聞くことなどのヒアリングが
必要だったのかもしれません。


だからこそ、ここで言いたいのは、


自分が思い描く100%を、時間をかけて
目指すのではなく、
有限な時間の中で、できる範囲のことまでを目指す
ということです。


今回で言えば、次の手順を
考えるとよかったのかもしれません。
①資料を作る、という時間を仕事の中で確保する。
 (16時から1時間、など)
②資料を作るための上限の時間を決める
 (10時間、など)


そして、その資料作りのための
10時間すべてを資料作りに充てるのではなく、
たとえば
・資料作り 6時間
・想定問答検討 4時間
など、さらに時間の使い方を工夫するというのも
必要かもしれません。


さて、最後に今回の中で
ポイントをひとことで言うならば、

完璧を目指す必要はなく、
決められた時間の中で
「ギリギリ」のラインを
目指すこと

です。

いかがでしたでしょうか?


システム開発をされている方からすると
至極当然のこと、と思われるかもしれませんが、
ここは私の失敗談、として大目に見ていただければと
思います。


それでは、また明日。
楽しい1日をお過ごしください。

(前回の記事)


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