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小6息子がnoteまで始めた話

先日、小5の息子がYoutuberになってる話を書きました。4月になったのでもう小6です。

UPする前に、息子に了承を得ておこうと思って読ませたところ、思ったより食いついてくれまして。
面白いから、他のも読みたい!と一通り読んでくれました。

家族や友達にも公開せず自己満足でひっそり書いているので、気恥ずかしかったけど、嬉しかったです。

お母さん結構面白いこと書くじゃん、と褒められました。いい子。

書いてみたい!

そして、彼は自分でも書きたいと言いだしました。

Youtubeで発信する楽しさを知っているので、やってみたいと思ったんでしょう。
反対する理由はないので、すぐにアカウント開設してやらせてみました。

私がリビングで仕事してる横で、書きはじめてあっという間に2時間。
超集中して「楽しいー!」と言いながら書いてました。
びっくり。え、あなた、そんなに作文好きじゃないよね??

学校の作文は面白くない!

学校の作文とは違うんだよ、と息子は言います。

まず1つ目の理由は、カチャカチャパソコンで書くのが、大人みたいでカッコいい!とのこと。

両親ともに在宅ワークしてるので、そういうイメージあるんですね。
去年タイピングにもハマって、ブラインドタッチもできるようになったし。
手書きだと、書きたいことのスピードに追いつけなかったり、字が汚いと叱られたりするのも嫌なんだとか。わかる。

2つ目に、国語の授業と違って、手直しされたりしないから!とも言ってました。

学校だとさ、「ここに『。』を書きましょう」とか、「もう少し自分の気持ちを書いてみよう」とか言われるんだよ。
自由に書けない。だからつまんないんだよ。

うーーん、わかる。
国語だからね、句読点とか作文のルールは教えなきゃいけないしね。
それに、なんか良いこと書かなきゃいけない雰囲気みたいのあるよね。
小学生らしいこと書かなきゃみたいな。

書いた作品がこちらです

もうね、大人が小学生のフリして書こうとしても絶対にできない文章になりました。

正直、お母さんとしては色々突っ込みたい。「You」と「tube」の間にある空白とか、カッコが閉じてないとか、句読点とか…!!!

でも、これは直したら彼の文章ではなくなってしまう
小学生男子が書きたいことをそのままに一気に書いた、その勢いが伝わらなくなってしまう!

というわけで極力なにも言わず、公開させました。

まぁ、これで誰にも読んでもらえずにションボリするのも、一つの経験だ。推敲や校正の必要にも気付けるかもしれないし。

結構なスキもらっとる・・・!

そしたら公開後1日で10スキを突破してました。
えー!?!?!?
二人でビックリしました。

小学生Youtuberというコピーが目を引いたのか、その異質な文章が目を引いたのか、優しい読者の方が小学生を見守る気持ちでスキしてくれたのかわかりませんが、本人大喜びです。

ほんとにこんな感じになってた

書くことの楽しさを知った

今日から学校も始まっちゃったので、今後はそんなに更新はできないだろうなと思います。
本職(?)であるYoutube用のアニメ撮影もあるし、宿題も…あるはずだし。

でも、母はとても嬉しかったのです。

「文章を書くのが楽しい」と言ってくれたのが、嬉しかった。
デジタル全盛の時代に自己表現の方法の一つに「書くこと」が加わったって結構レアなんじゃないだろうか。

「書くと、自分がなに考えてるかわかる気がする」とも言っていました。
これもすごい気付きで、嬉しくなりました。
書くことで頭を整理するって、大人になってもできない人はたくさんいるからね。

勉強でも遊びでも、受け身では気付けないことってたくさんある。
手を動かして、頭を動かして、自分でやってみることでしか得られない学びってあるよね。
君はまた一つそれを獲得したんだね、チャレンジしてよかったね。

そんな事を話しました。



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