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ファミコン発売中止ゲーム図鑑:気になる新刊

2021年4月5日発売予定 / 1,980円 / ページ数:160ページ

ファミコン時代の「発売中止」となったゲームを追う

ファミコンで開発されていたファイナルファンタジー4をご存知だろうか。スーパーファミコンの発売時に旧スクウェアがファミコンでFF4を、スーパーファミコンでFF5の開発を発表したものの、後にファミコン版FF4は開発中止になり、スーパーファミコンのFF5が繰り上がってFF4となった(ファミコン版のFF4は後に聖剣伝説2となった話があるが、どういう経緯を経てそうなったかの詳細は不明)。これはかなり有名な発売中止タイトルだが、そんなファミコンの発売中止となったゲーム「だけ」に焦点をあてた資料的価値満載の本の発売が決定した。4月5日発売予定で定価は1,980円。

発売中止となったタイトルを150本以上紹介するようだが、総ページ数は160ページ。さすがに1タイトル1ページで解説しているわけではないだろうが、半ページ1タイトルだとしても80ページしか使わないので、結構な情報量と捉えていいのではないだろうか。Amazonに記載のあった商品情報によれば、発売が中止はされなかったものの、何かしらの事情で内容を変更したタイトルも含まれている模様。

ゲーム雑誌の新作情報や発売予定リスト、各種広告物などで発表されながら、実際には発売に至らなかったゲームたち。ファミコン時代は特にお蔵入りとなるゲームが多く、その数は150本を超える。
開発の難航、売れ筋の変化などさまざまな理由から、開発中止・発売中止となった幻の作品たち。その情報を、各種資料から一挙紹介!
さらに、タイトル変更やデザイン変更などで発表当初から大きく変わったゲームも、多数掲載する!

発売はゲーム本ではハズレが少ない三才ブックス。価格はちと高めだが自分で調べ上げるよりはトータルのコストは安く済むはずなので期待したい。

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