見る時代から聴く時代へ!?ジワジワキテる音声メディアde情報インプット
みなさん、こんにんちは。
前回、新入社員向けの情報インプットツールの活用法と題して日々忙しい中での情報インプット法のnoteを書いてみたんですが、実は最近ここで書いた活用法の他にやっていることがあり、それは何かというと音声で情報をインプットすること。
ボクの「note 更新しましたー!」というツイートに反応していただいた@madarame さんのコメントにもあるように、IPhoneのアップデートで電子書籍を自動で読み上げてくれる機能が備わったことにより、ボクたちは本を読んで内容を知る。ということから本を聴く。という新しい術を日常的に身に着けることができた。
(もちろん、本の手触り感だったりドックイヤーやなんども読み返し線を引いて覚える。など単行本の良さはあるので全部が全部デジタルというわけではないよ!)
他にも、朝起きたらスマートスピーカーにむかって「OK。Google 今日の銀座の天気を教えてー。」や「OK。Google 今日のニュースを教えて」など音声で情報をインプットする機会が格段に増えているのが実感値としてある。
世の中的には動画2.0や、5Gまであと1年だ。と動画ブームが来ることは間違いないにせよ、その一方で音声コンテンツというのものも見直されつつあり今、ぼくが思うにじわじわきているように感じる。(もうキテいるかもですが)
そんな音声コンテンツ市場のじわじわな盛り上がりに合わせてかボクの情報インプット方法に追加されたのが、Voicyというボイスメディア。
Voicyのことはのちほど紹介するとしてまずは、音声コンテンツ周りについてちょっと調べてみたのでご賞味ください。
■音声コンテンツの市場について
日本の音声コンテンツについて調べてみると、一般的に思い浮かぶのはラジオ。産業全体の市場規模はさくっと見つからなかったのでvisualizing.infoのデータで見てみると
電通の「日本の広告費」によれば、1990年代には約2,400億円近い売上があったのに対して、最近では約1,200億円と市場が半分くらいになっているのが現状。
一方で、スマートスピーカーに代表するようなモノのインターネット化に関する視点でみていくと、市場規模自体はまだまだ小さいですが2025年には165億円と右肩上がりになっています。
さらにアメリカでも、Podcasting広告における市場は上がっていくという予測も立てられています。
さらに、
その予測の背景としてあるかどうかは定かではないですが、SpotifyがPodcastの企業を買収したという事実もあり今後、確実にユーザー数も右肩上がりで伸びていくことは間違いないのかもしれません。
使うユーザーが伸びれば、そこに広告が入る。言わずもがな市場は活性化されていきますよね。
日本ではまだまだ実感はないですが、この流れはきっと日本にも少なからず影響を及ぼすでしょう!
さて、話を戻してボクが最近ハマっているVoicyとはなんぞや?ということですが、
■Voicyとは
株式会社Voicy社が開発・運用をしている簡単に言えば好きな時に好きな情報を音声で楽しめる「音声メディア」という感じでしょうか。
Voicyの良さは、音声はたまに聞こえにくかったりする時もあるんですが編集されたメディア記事にはない、リアルな情報を温度感をもって聴けるのでテキストよりなぜかスーッと入ってくるのと没入していくのでより深い理解を得られているかも?ですw
また、自分がフォローしているチャンネルのコンテンツを何度でもすきな時間に聴けるというところ。
ラジオだと放送が終わってしまえば、その放送を振り返ることができない
(ある一定期間公開とかはある。)がVoicy なら理解するまで何度も聴ける。
自分の興味がある分野の専門家の話を何度も聴くことができるなんてすばらしいですよね。
■おすすめチャンネル
チャンネル数も続々増えているVoicy ですが、その中でよく聴いているおすすめチャンネルをご紹介。
・Takram Cast
デザイン・イノベーション・ファームのTakramさんの公式チャンネル。
もともとTakram Castという形でSoundCloud上で展開されていたもののVoicy版。
このチャンネルを見つけた経緯としては、「デザイン経営」でたまたま検索したところ、Takramの田川さんを発見しそこからwebサイトを徘徊していたらVoicyにたどり着いたという奇跡の出会いw
内容についてもメンバーの方がデザインやテクノロジーや海外のビジネスなどについて語っているんですが、話の内容がいつも深いところまでされているのですごい勉強になるチャンネルです。
D2C(Direct to Consumer)についてもこのチャンネルで聴いてだいたい理解できます。
SoundCloudで聴きたい方はこちらからどうぞ。
・Voipatch
デザインカンパニーのGoodpatchさんの公式チャンネル。こちらももともとポッドキャストでも配信していたのをVoicyにお引越し。
Gunosy、マネーホワードや今Twitter界隈でも盛り上がっているモチベーションクラウドもGoodpatchさんが入っている。ということもこのチャンネルで知りました。
企業がどんなことをしているかってなかなかWEBだけだと伝わらないけど、こうやって声で伝えるというのは、やはりリアル感があってよいですよね。
トークテーマもすごい豪華なゲストが登場してUIやUXデザインについてを語っていたり会社のカルチャー、採用についてなどもリアルな声で聴けるのでボクらTMHでも、もし声のコンテンツを企業としてやっていく場合は参考にしたいなと思ってますね。
まだ全部聴けてないので順次聴いていきたいと思います。
・公式ITビジネスニュース
毎朝8時に、ITやビジネステーマに関する新鮮なニュースが聴けるチャンネル
通勤中にさくっと聞けます。スタートアップ関連の情報も流れてくるので便利です。
さらに、Google Homeに「ITニュース流して」と言うと聴くこともできちゃいます。
以上が、ボクが最近ハマっているVoicy体験でございました。
ここからは、番外編ですが、広告業界でも実は音声コンテンツを生かした
プロモーションっていうのが何個も実施されているんですがみなさんご存じでしたか?
■広告業界でも音声コンテンツが来ている?
まずタイムリーに最近よく見かけるのが、ネスレのプロモーションで
30代女性をターゲットにした施策「Sweet 30 CONFIDENTIAL」ですね。
ネスレシアターと題したWEBムービーで印象の強いネスレですが、今回はPodcastを活用したプロモーションを実施しています。
他にも、カロリーメイトの受験生を応援するためのAlexaスキルを活用した
プロモーションを実施したり
グリコもAlexaスキルを活用した施策を実施しています。
このように広告業界でも音声コンテンツを活用したプロモーションが少しずつでてきているようなので、業界的にも注目されていることがうかがえますね。
最後に、今回情報インプット法の新たな方法として音声コンテンツや音声メディアをあげましたが、間違いなく言えることはボクたちの「情報の摂取方法」もまだまだ変化していきそう。ということ。
なんだかワクワクしますね。
それでは、長文読んでいただきましてありがとうございました。
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