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"目先の私益vs遠くの利他"【碧いホルスの瞳】

ハレム宮に来たソティスという女が、ハレム宮を実質支配し、王の子を身ごもった女性を殺していく。

ソティスによって支配され、異常状態が続く中で、老婆たちによってその実態が暴かれ、ソティスは処罰を受けることに。

そこで、神官たちは「死刑」を勧めるが、シェプストにはその決断ができずに「投獄」という道を取る。

しかし、その後、密告をした老婆たちは全員殺害される。

ソティスが獄中から手下に命令を下したのだ。

そこで、シェプストは自らの決断を心から悔やむ。

眼の前で自分がソティスの死刑を決断をできなかった。

自分の身を守るような甘い決断をした。


それにより、他人が大きな害を被った。


リーダーたるもの目先にある利益や私欲との戦い。

目先の利己を抑え、遠くにある利他のための決断を。

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