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新通貨連合のBRICSとは 〜G7を超えた経済力〜

金融・政治の世界で話題の「BRICS」という用語は、2001 年に「より良い世界経済 BRICs の構築」と題されたレポートの中で経済学者のジム・オニールによって最初に造られました。

その後、2010年に南アフリカがこのグループに加わり、「BRICS」となった。

BRICSという言葉が、金融の世界で特に有名になったのは、ゴールドマンサックスが投資債権用語として使ったからです。

当時、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカという経済成長率が5%以上の国債でした。

先進国のG7の成長力は、2%以下と低かったのです。

G7:米国、日本、ドイツ、英国、カナダ、フランス、イタリア

期待成長力が5%あると、国債金利も5%と高くなります。

日本のようにゼロ金利だと、国債金利は0%です。

ゴールドマンサックスは、BRICSの債券をETFにして、GDPの成長率と金利の低い日米欧に売りました。

2000年代の初期はBRICSの存在は小さかった。

世界の人口構成比では、4ヵ国で42%です。

GDPでは、世界2位(中国)、5位(インド)、8位(ロシア)、11位(ブラジル)です。

GDP(2021年)合計では、31.6%を占めます、G7(7ヵ国)の30.81%を超えました。

こうしてG7を超えたBRICSは、サウジなどの産油国やグローバルサウスと通貨と経済で連合することを決めています。

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