外貨準備は、米国の”通貨の覇権” 〜日本の160兆円の預金封鎖〜
外貨準備について。
この外貨準備は、日本国内では流通しないので、金利のつく米銀への預金と米国債になっている。
海外の外貨準備を米国が”凍結”出来るのは、米銀とFRBに預託されているからです。
ウクライナ開戦で、米国がロシアの外貨準備の3,000億ドル(44兆円)を差し押さえ凍結出来た理由です。
同時に、SWIFTからロシアのルーブルを排除した。
ロシアの米ドルでの引き出しが出来なくなっているのです。
米国は、軍事だけでなく”通貨の覇権”を持っています。
このロシアの外貨準備は、ウクライナの復興に使うという暴言を、EUの委員長は発言しています。
1980年のイラン革命のあと、イランなどの産油国の預金とゴールドを米国は凍結しています。
この頃から、中東の産油国は、米国への外銀準備は危険であると認識したと言われています。
そして外貨準備は売られ、金現物を買ったことで、金価格は4倍に高騰しました。
こうした外貨準備の歴史から、現在、それに反発する大多数の中東諸国も参加する”BRICSデジタル通貨”は生まれようとしているのです。
日本はというと、米国債を1.1兆ドル(160兆円)を売ることが出来ないのは、”預金凍結”と同じ効果を持つからです。
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