見出し画像

アルゼンチンの中央銀行廃止 〜世界の中央銀行の終焉の始まり〜

アルゼンチン大統領ハビエル・ミレイ氏が、公約通り「中央銀行廃止」します。

大胆な発想に見える、この公約も、実は世界の大潮流(予兆)と見るべきでしょう。

ネット上の記事を拾ってみました。↓

(以下記事:自動翻訳)
過激な選挙公約に基づいてアルゼンチン大統領選挙に勝利したハビエル・ミレイ氏は、同国の中央銀行であるアルゼンチン中央銀行(BCRA)を廃止する計画をついに確認した。

アルゼンチン中央銀行: 時代の終わり

ハビエル・ミレイ氏の事務所が発表した声明によると、「中央銀行の閉鎖は交渉の対象ではない」とし、頂点銀行の業務を縮小するプロセスが開始されるという。

中央銀行は 1935 年 5 月 20 日に設立され、その設立命令に従って国の通貨供給を管理しています。しかし、この国は最近、大規模なインフレと通貨切り下げを記録しており、これらの出来事は汚職と不必要な資源配分から生まれたとミレイ氏は考えている。

12月10日に正式に始まるハビエル・ミレイ時代に向けて国が準備を整える中、新たな現実が目の前に残っている。ミレイ氏は、とりわけアルゼンチンペソと米ドルの間の大きな不均衡を考慮して、経済をドル化する計画を立てている。中央銀行を置き換えるという彼の計画は十分に困難に見えるが、プレスリリースに記載されているように、より抜本的な変化が期待されている。

ハビエル・ミレイ氏は国家支出を抑制するという公約を守り、同国の社会保障局ANSESの長官に経済学者のオスバルド・ジョルダーノ氏が就任すると発表した。近い将来に予想されるその他の変化には、全体的な効率を高めるための主要な政府機関の民営化が含まれます。

これらの改革は多くの人から称賛されているが、専門家らは同氏の自由主義連合が議会で少数派の支持を得ていることを考慮し、これらの計画の一部が達成される可能性を懸念している。

ビットコインが救いになる?

ハビエル・ミレイが大衆から十分な支持を得るのに役立った魅力的な特質の 1 つは、ビットコイン (BTC) の擁護です。同氏は政権内で何らかの形でビットコインを採用する計画があるかどうかについては明らかにしていないが、同氏の積極的な気質は良い兆しを示している。

以前に報じられたように、親ビットコイン派のエルサルバドル大統領ナイブ・ブクレは、マックス・カイザー率いるビットコイン諮問チームにアルゼンチン次期大統領への公式外交訪問を許可した。MicroStrategyの創設者マイケル・セイラー氏が、テスラ社長が会社をコイン購入に導く前にイーロン・マスク氏とビットコインについて会話したのと同じように、今回の訪問後に関連した動きが見られるのではないかという憶測が高まっている。

注目すべきことに、首都ブエノスアイレス市が政府業務の強化を目的としてQuarkIDとzkSyncによるブロックチェーンデジタルアイデンティティ(ID)ソリューションを導入した後、アルゼンチンはすでにブロックチェーン統合のペースを整えている。

(以上)

アルゼンチンのドナルド・トランプと言われる同氏は、トランプ前大統領の来年の再選を見越して米ドルの導入をするようです。

米ドルが果たして正しいのかどうかより、銀行券の独占的発行元の中央銀行の廃止が世界の流れとなると思われます。

現在、300兆ドル(4京4,420兆円)の負債を抱えた世界の中央銀行は、”未曾有の世界金融危機”が起これば、全て債務超過で崩壊します。

そうした時に出てくるのが、政府による通貨発行問題でしょう。

その時期は、2026年から本格化するであろう、CBDC(デジタル法定通貨)への切り替えの時と思われます。

しかし、”世界金融危機”あるいは”大規模な戦争”によって、その時期は不確定化する。

そもそも世界の中央銀行は株式会社であり、ほとんどはロスチャイルド家などの国際資本家の一部出資となっています。

中央銀行の歴史↓

中央銀行のなかで最も古いのはスウェーデン国立銀行(1668設立)であるが,今日みられるような典型的な中央銀行制度の確立過程において最も大きな貢献をしたのはイングランド銀行(1694設立)であった。イングランド銀行は,ロンドンの商人たちによる民間の大銀行として設立されたものであり,当初は銀行券発行についての独占権を有してはいなかったが,その後しだいに銀行券発行に関する独占的地位を強化するとともに,国内金融業の発達過程でその中核的存在に成長し,今日一般にみられるような中央銀行制度の嚆矢(こうし)となった。

 イングランド銀行がピール銀行法によって銀行券の独占権を認められたのは1844年であったが,この間ヨーロッパ諸国では,19世紀に入ってから通貨価値の安定化や金融組織の整備などを目的として中央銀行の設立が相次いだ。すなわち,フランス(1800),ベルギー(1814),ドイツ(ライヒスバンク)(1875),イタリア(1893)など,19世紀末までにはヨーロッパ主要国のほとんどが中央銀行をもつようになった。

ジャパンナレッジより

米国の中央銀行の歴史は、FRBの旧体制連邦準備局は1913年に創設され、1935年に現在の名称に変更され、わずか88年間です。

米国の中央銀行の廃止は、真のアメリカの金融面での”独立”(自立)と言われます。

トランプ前大統領が再選すれば、その方向に向かうと予測されます。

1963年11月22日のジョン・F・ケネディ大統領暗殺から始まった国際金融資本家との戦いの歴史は果たして終幕するのか・・・。

その独立を阻止することがグローバリストの最大の狙いであり、トランプ前大統領・個人への民主党や大手メディアによる執拗なまでの”嫌がらせ”の原因と言えます。

日銀はFRBの子会社ですから米国次第となります。

世界の中央銀行の廃止の大きな流れは、”金融危機”の点からも、”政治大変革”的な意味合いからも実現化してゆくことは避けられない状況です。

【一 遼(にのまえ りょう)の毎日投稿のSNS】

『一流の知識をたった3分の努力で習得する”学び”チャンネル』

・ノート:
https://note.com/ninomaeryou

・X(エックス・旧ツイッター):https://twitter.com/ninomaeryou/

・インスタグラム:
https://www.instagram.com/ninomae_ryou

・フェースブック:https://www.facebook.com/ninomaeryou/

・リンクドイン:
https://www.linkedin.com/in/ninomaeryou/

この記事が参加している募集

お金について考える

よろしければサポートお願い致します。クリエーターとして、国内外の科学的情報収集の活動費として使わさせて頂きます。