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HFT(超頻度取引)とAI(人工知能)による”投資”の革命的な変化 〜投資仲介業は必要なくなる〜

株式市場では、HFT売買が70%(世界)です。

HFTについてSMBC日興証券の用語解説です。↓

HFTとは、「High Frequency Trade」の略称で、コンピュータを活用しのことです。最新技術を駆使したHFTでは、1秒間に1万回近くの株の取引を行うこともあり、日本株の注文の約6割を占めているともいわれます。基本的には、さまざまなコンピュータプログラムによって、薄い利ザヤを何度も繰り返し売買することで利益を積み上げていきます。

より詳しくは金融庁の資料があります、学術肌の方はご覧下さい。

高速取引(HFT)のスピード競争の現状とその影響*https://www.fsa.go.jp/frtc/report/honbun/2022/20221025_SR_Article_HFT.pdf

さらに、ChatGPTの解説です。(英語での質問の回答(自動翻訳)です。)

HFTはハイ・フリークエンシー・トレーディングの略です。これは、強力なコンピューターと複雑なアルゴリズムを使用して、信じられないほど高速で大量の取引を実行するアルゴリズム取引の一種です。

HFT の主な特徴は次のとおりです。

1. **速度:** HFT は超高速の実行に依存しており、多くの場合、取引はマイクロ秒 (100 万分の 1 秒) で行われます。その目的は、非常に短期間に存在する小さな価格差を利用し、市場の最小の非効率性からも利益を得るというものです。

2. **テクノロジーとインフラストラクチャー:** HFT 企業は、高速データ ネットワーク、コロケーション サービス (サーバーを取引所の近くに配置する)、高度な取引アルゴリズムなどの最先端テクノロジーに多額の投資を行っています。このインフラストラクチャにより、市場データを処理し、取引の意思決定を行い、非常に高速に取引を実行することができます。

3. **取引量:** HFT 会社は通常、短期間に大量の取引を実行します。彼らは 1 日に何千、あるいは何百万もの取引を行うことがあります。

4. **マーケットメイクと流動性の提供:** 一部の HFT 戦略には、買い注文と売り注文を継続的に提示することによって市場に流動性を提供することが含まれます。これにより、市場の流動性が高まり、買値と買値のスプレッドが狭くなります。

5. **裁定取引:** HFT 企業は、さまざまな市場や取引所にわたる関連金融商品の価格差を利用する統計裁定取引など、さまざまな形態の裁定取引を行うことがよくあります。

6. **リスク管理:** HFT 戦略は、リスクとエクスポージャを最小限に抑えるように設計されています。多くの場合、非常に短い期間、場合によっては数秒または数ミリ秒間ポジションを保持し、市場の不利な動きのリスクを軽減します。

HFT を批判する人々は、いくつかの懸念を提起しています。

- **市場の不安定性:** HFT の速度と量は、市場のボラティリティを悪化させ、市場が急速かつ深刻な価値の下落に続いて急激な価値の下落を経験する特定のフラッシュ クラッシュに見られるように、突然の価格変動を引き起こす可能性があります。回復。

- **不当な優位性:** 高度なテクノロジーと市場データへの特権的アクセスを備えた HFT 企業は、個人トレーダーや行動の遅い機関投資家に対して不当な優位性を持つ可能性があり、洗練された市場参加者と伝統的な市場参加者との間の格差が拡大する可能性があります。

- **市場の断片化:** 特定の市場における HFT の優位性は断片化を引き起こす可能性があり、流動性が複数の取引会場に分散され、大規模な取引を効率的に実行することが困難になる可能性があります。

規制当局は市場の安定性と公平性を確保するためにHFT活動を監視してきました。高頻度取引が市場に及ぼす影響を管理するために、一部の法域ではサーキットブレーカーの導入、注文の最小休止時間、市場アクセス制御などの措置が導入されています。

一般投資家(人間)は、100 万分の 1 秒で成果を出すHFTには勝てません。

さらに、投資の世界で、AIはすでに活用されています。

ロボアドバイザーという名前です。

Webサイトやアプリ上で簡単な質問に答えるとAIがユーザーのリスク許容度を判断し、投資プランを提示してくれるというものです。

米国の大手金融機関にも普及し、日本でもフィンテック系のスタートアップのほか、マネックス証券や楽天証券といったネット証券が取り入れています。

ロボアドバイザーには大きく分けて2種類あります。

1つ目は自分の投資スタンスや運用方針にぴったりの投資プランの診断、運用シミュレーションを行ってくれるというもの。

2つ目はAIが提示した投資プランに沿って、運用までお任せできるというものです。

将来、投資に関する仕事の形も様変わりすることでしょう。

そもそも、世間の投資アドバイザー、生命保険会社・銀行・証券会社社員、ファイナンシャル・プランナーと言われる方々は、自らの商品を売るためや自己の手数料を狙うもので、顧客のこと(人生)を親身に考えて助言などしません。

AIに診断してもらい助言してくれる方が、はるかに客観的で、信頼・信用出来るでしょう。

人間が関与するのは、唯一投資ポートフォリオの構成を作成し変更するときです。

SNS上で、まるでプロのように投資に関して助言したり、”儲け”を自慢している投稿者やインフルエンサーも、近い将来絶滅すると考えます。

短期投資というのは、近未来には「誰でも投資出来る」「投資初心者でも勝てる」可能性のある時代になります。(とはいえ、投資家全員が勝てないというのは”金融の常識”ですから、短期の投機の競争手段は大きく変化してゆきます)

つまり、私のような投資コンサルタント、あるいは投資講座講師にとって、

主たる仕事は、(現状と変わらないのですが)長期的な投資をより重視して

・金融の基礎知識を学んで頂き、

・最終(人生)目標である”投資ポートフォリオ”を構成することを、

具体的に指導し助言することになります。

つまり、経済環境の変化、ファンダメンタルズ分析の技術、新興国の発展による世界的な(投資対象としての)視野が大切になります。

運用する際の、ポートフォリオを堅持する”精神”の修養、負け組にならないための”心理”の制御も資産運用では重要です。

具体的な手順(題目)としては、

①金融知識の習得(投資・投機・リスク・経験法則

②人生の将来設計(見直し・反省・見通し・運用方針

③節約術の検討(資金の捻出・ムダの排除

④目標の設定(超長期・長期・短期・投資スタンス

⑤ポートフォリオ作り(将来リスクの判断)

⑥実践(投資先・税金対策)

となります。

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