昨年、「ブックサンタ」の活動を知りサンタクロースに復職した。
「ブックサンタ」は厳しい状況に置かれている全国の子どもたちに本を届けることを目的としたNPOと書店が連携したプロジェクト。実施書店で子どもたちに贈りたい本を購入し、レジでその本を寄付。その本が全国の子どもたちの元へサンタクロースからのプレゼントとして届くチャリティプログラムだ。

昨年同様に阿倍野にある小さな本屋へ行き「ブックサンタ」の加盟店であることを確認。決して広くない店内に入り本を捜す。かわいいからとつい絵本を手に取ってしまうが、ブックサンタのサイトには小学生向けの本が不足する傾向があると記載されていた。ぱっと浮かんだのは小学４年生くらいの息子の顔。あの頃の息子に本をプレゼントすると仮定しよう。
小さな本屋さんの小さな本棚に納まる程度の本。30分もあれば全部のタイトルを網羅できる。更に小学校中学年向けの本となれば冊数も知れている。それなのに自分でも読みたくなるようなワクワクするタイトルの本がみつかった。あの頃の息子もきっと喜ぶだろう。勿論、自分用に文庫を１冊、追加するのも忘れずに。

そして、レジに座っている店主に魔法の呪文を

「こちらはブックサンタでお願いします！」

かくして自分はサンタクロースに再就職した。

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自分用の文庫は村上春樹さんの「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」。今年の５月に上巻を購入したものの、未だ読了せず。後がつかえているんだ、読んでしまえと下巻を購入。
また、この本を読むのならキュウリとハムとチーズのサンドイッチとコーヒーも欠かせない。
より読書に集中する為にコーヒーは、NINOVAL COFFEE(ニノーバルコーヒー)のアイスコーヒー【COOL】をホットでいれる裏技を使おう。

【COOL】はNINOVAL COFFEEで扱っている豆の中では唯一の深煎り豆。この豆をホットでいれると酸味が少なくすっきりとしたビターな味わいが楽しめる。読書に集中するとコーヒーが冷めてしまい、酸味を強く感じる傾向があるので、この豆が丁度良い。
実店舗ではできない裏技なので、オンラインショップでお求めになった方だけの特別な一杯。
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