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「特定介護」昨年末時点の在留者1万6千人、有資格者は「約4万人前後」と推定……

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和5年3月10日(金)第942号*****

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「特定介護」昨年末時点の在留者1万6千人、有資格者は「約4万人前後」と推定……
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 特定技能の介護職(以下「特定介護」)の在留者数は、昨年12月末時点で1万6,081人で、直近では毎月約1千人ずつ増加している=弊紙2月28日号で既報=が、その時点での試験合格者は、国内外で4万2,975人だったことがわかった=表・出入国在留管理庁HPより。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工

 ただし「特定介護」は、他の特定技能分野の資格試験と異なり「介護日本語評価試験」が「上乗せ要件」として課せられており、その合格者数には含まれていないため「4万2,975人」は「介護技能評価試験」の合格者のみの数となる。

 さらに、特定技能の全職種に共通して、日本語要件として「日本語能力試験N4以上または日本語基礎テストの合格」も課せられているが、これまでの試験実績から推定して、昨年末時点で国内外の「特定介護」の有資格者は「約4万人前後」とみられる。

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