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母親に性的虐待されていた話

こんにちは、涅槃です。

タイトルにもある通り、母親に性的虐待されていた話について書こうと思います。

驚くかもしれませんが、私が母の性的虐待に気づいたのはつい最近のことです。

小さい頃の嫌だった記憶を友達に打ち明けたところ、「それって性的虐待だよ…」と言われて気づきました。

ウィキペディアによると、性的虐待の定義はこうです。

性的虐待(せいてきぎゃくたい)とは、上下の発生する関係性において、上位の者がその力を濫用もしくは悪用して、下位の者の権利人権を無視して行う、性的な侵害行為のことである。性虐待(せいぎゃくたい)ともいう。略語としては性虐(せいぎゃく)という言葉もある。広義には強姦セクシャルハラスメントなどが含まれる。

出典:Wikipedia

家庭の内外を問わず子供が被害者になる場合がある。家庭内の方が重くなるケースは多いが、家庭外であっても被害が深刻なケースは多い事にも注意しなくてはならない。いずれにせよ、幼児期に性的虐待が行われたケースでは、その体験が被害者に心的外傷となって残るため、被害者のその後の性格形成や人生に深刻な影響を及ぼすケースが少なくない。またセクハラなど軽度だと表に出ないことが多いが、子ども自身は大きく傷つく。

出典:Wikipedia

子どもに対するセクハラも性的虐待にあたるということは知りませんでした。

まあ普通に考えて今の時代なら完全にアウトですよね。


はじめにお伝えしておくと、私はこの記事を書くことで同情されたいとは思っていません。

もっと酷いことをされた人や、そのトラウマによって本来なら手に入れるべき幸せを諦めてしまった人がたくさんいるからです。

あくまで自分の気持ちを整理するために、この記事を書きます。

当時の私の年齢・状況・されたこと・当時どう思ったか

について書いていきます。


幼児期・学童期


3,4歳の頃、夢を膨らませながら私が大人になった時の話をしていた時。

母が「胸が大きくなったらお父さんとお母さんに揉ませてね(笑)」「下の毛(もっと下品な言い方だった)が生えたら触らせてね(笑)」と言った。

幼いながらにすごく嫌な気持ちになった。
大人になるのが怖くなった。


3,4歳の頃、私が意味も分からず、面白いなと思いドラマに出てきた性行為のシーンの真似をした時。

母が笑って祖母を呼び、「見てこれ(笑)」と祖母に見せた。
祖母は怪訝な顔をして「やめなよ」と言っていたのだが、母は「いいじゃん子どもだから分かってないんだし」と言っていた。

当時は母に、性行為のシーンがあるドラマを見せられていた。
祖母の表情を見て初めて「これは子どもがふざけて真似したらいけないものなんだ」と思った。


小学3年生の頃、胸にしこりのようなものができて母に相談した時。

父を呼んで、「お父さんに見せてみな。まだ3年生なんだから見せられるでしょ」と言われた。

父には言えないことだから母に言ったのになと思った。



思春期


小学5年生の頃、シャワーを浴び終わって体を拭いていた時。

母が、家に来ていた祖父に「シャワー浴び終わったよ、もうこれからあの子の体見れなくなるから、今のうちに見ときな(笑)」と言って祖父が私の裸を見に来た。
必死に隠したのだが後姿を見られ、「おお〜、お尻がキュッとしてる」と言われた。

とても嫌な気持ちになった。あまり考えたくない。


小学5年生の頃、私が風呂から出た後。

私が体を拭き始めたくらいのタイミングで、母が父に「お風呂入ってきていいよ」と言っているのが聞こえた。
まだ体が濡れたままの状態で急いで服を着て、急いで脱衣所から出た。

それ対策で、お風呂場でシャワーを流しながら体を拭くようになった。


小学5年生の頃、飲食店で順番を待っている時。

周囲の人たちに聞こえるくらいの声量で「ねえ、もう胸大きくなった?毛(もっと下品な言い方)は生えた?脇毛は?(笑)」と面白おかしく聞いてきた。

これが本当に嫌で無視するようにしていたのだが、それでも何度も聞いてきた。
飲食店の待ち時間に毎回聞かれていたのでその時間が苦痛だった。


小学5年生の頃。

父と母に「お父さんとお風呂入らないと一人部屋作ってあげないからね」と言われた。
あとで母に「お父さんとお風呂に入りたくない」と言うと「あんなの冗談に決まってるじゃん」とあしらわれた。

私が嫌がるのを楽しんでいたみたいで嫌だった。


小学6年生の頃、シャワーを浴びていた時。

母がいきなりお風呂場のドアを開けて何か話した後、私の体を見て「え!毛(もっと下品)生えてる!(笑)」と言ってきたので「お父さんとかには絶対に言わないでね」と言ったのだが、その5秒後に「ねえあの子毛生えてた(笑)」と父に言っていた。

デリケートな約束を守ってもらえなかったのが悲しかった。


小学6年生の頃。

お風呂場・脱衣所に鍵をかけることを禁止されていた。

嫌だった。尊重されていないと感じた。



これらの言動を性的虐待と呼ぶ私は考えすぎでしょうか。

同情を求めているわけではなく、素直に聞きたいんです。

私はそういうことをされてとても嫌だったので、自分の子どもが生まれたとしてもその子には絶対にしたくありません。

子どもは、子どもである以前にひとりの尊重すべき人間なのだから。


でも、私は直接的な性被害を受けたわけではないし、日常生活に支障をきたすようなトラウマはありません。

ただふと思い出して、嫌な気持ちになるだけです。

家庭内で起きたことだから麻痺しているのか、考えすぎなだけなのか分かりません。


なかなかキャッチーな、というより残酷なタイトルにしてしまってすみません。

幼かった頃の自分と向き合って、かつての傷を癒してあげないといけないですね。



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