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「転落人生」ってタイトルつけたくなるようなSTORY_②

全て完璧に事は起こっていく


さて、この一夜に起こった事の詳細は、また今度機会があれば話すこととして、
(でも何が起きたかというのは重要じゃないかな・・)

今はこの後、約1か月半の間に起きたことを、なるべく時系列に沿って書いていきますね。

~~

・2013年の8月に入ったばかりのある晩、夫の浮気とともに、我が家は多額の借金地獄状態になっていた事を知る。

・パニックになりながらも、債務をすべて洗い出し、現状を確認。
 (夫はもはやどれ程の事態になっているか、把握できておりませんでした)
 #もぉショックだし悲しいしとにかく恐ろしいし、
  その時は裏切られたと感じたことが、とても辛くて堪らなかったです。

・借金は総額、約2000万円になっていました。
 住んでいた家の家賃も駐車場代も、その年の春くらいから支払われておらず数か月間の滞納、さらに毎月の支払が追いついておらず、借金はどんどん膨れ上がっていっている状況でした。

・(少し戻って)この事が発覚した晩、即座に引っ越しすることを決める。
 これ以上ここに住めるわけがない。
「引っ越すよ。市川にね。」と口をついて出てきた。
千葉県市川市というのは私の生まれた地で、なぜかその少し前から、なぜか住むことになるかもしれないと感じ、2人で散歩に出かけたこともあったりした。

・市川の物件探しを始める。
 夫が都内に通勤するのも便利だし、江戸川を越えただけで(東京:千葉)家賃もぐっと下がるのも都合がよかった。

・引っ越しの前に、滞納している家賃などを払う必要があった。
 しかし当時、夫の毎月の給与は振り込まれたと思っても、数々のカード類の返済額はそれを上回っている状態・・
 頼りは私の財産(貯金)のみ。
 とはいえ、私の貯金額なんて、よく覚えていないけど30~40万くらいだったんじゃないかなぁ・・・?
 約25万の家賃の数か月滞納分、、足りるわけがない。

・8月中旬のある日、方々の手続き(始末)をしている最中に、ふと、昔勤めていた会社で作らされた銀行口座のことを思い出す。

・引出しから通帳を探し出す。
  ☆ 約 1 3 0 万 円 の 残 高 が 、そこにはありました。

・引っ越し先の家選び
 人生に恐れ戦いて、直感も何もわからなくなっていた私は、迷いに迷い、同じ物件を何度も見に行ったりぐるぐる状態に。不動産屋さんを振り回したかも。笑

・結局、いちばん最初に見た物件に決める。
 最後はわずかに残っていた感覚で判断した。
 なので考えて選んだわけではないが、後でこの物件しか選びようがなかった事に気づく。

・引っ越しの段取り
 まず引っ越しの日時。夫の仕事の都合等を考慮して、9月中旬のある日に決める。
 引っ越し業者は、3社ほどに見積りを依頼し、その中の1社(実はここは高いだろうと一番可能性が低かったのだが)が、他よりだいぶ好条件かつ費用が安かった。ここに決める。
 引っ越しの手配完了。

・滞納家賃等、不動産屋さんへの入居初期費用、引っ越し業者への費用、
これらをぜんぶ支払う。

 ⇒ い ざ 、 引 っ 越 し 。 

 市川へ。 確か9/16だった気がする。
 台風でもないのにその日は暴風雨だったよ。
 大荒れの中、東京を後にし、市川に着いた夕方、、、
 雨も止んで、空中がピンクがかった夕焼け色に染まっていた・・
 それがとても印象に残っています。

~~

引っ越しを終えて市川に着いたその日、私のお財布の中に残っていたのは
二千円ポッキリでした。
(夫婦別財布はやめ、私が管理することに)

130万入っていた銀行口座も、その他いくつかあった口座も、
すべて使い切り、残高はきれいにゼロに。

(つづく)



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