児童虐待を認定する機関は児童相談所のはずである

多分だけれど、児童虐待の認定を行うのは児童相談所なのである。

DVに関しては基本的に夫婦間の暴力になるので児童相談所では「子供には関係ない」ということで認定をしないのは当然であろう。もし、父親が子供に暴力を振るったらそれは身体的虐待という虐待の1類型になる。子供の目の前で父親が母親に暴力を加えるとそれは心理的虐待(面前DV)ということになるという話は昔、聞いたことがあるわけである。

米国などでは妻へのDVが児童的に児童虐待になるのだという主張がなされてきているようで、そういう主張の本を見たことがあるが、流石に極端ではないかと思える。なぜなら、DVの家庭で両親が子供に虐待を行い、死亡に至った事例もあるからである。ニュースでは母親も有罪になっていたはずである。

そういう事例を見るにつけ、DV事例であるから母親が仮に子供に虐待を働いていたとしても真っ白な無罪。悪いのは全部父親だから父親の有罪の方に注力せよというのは正しいと言えるのかどうか。

まあ、DVに関しては「DVの証拠は得られにくいから、妻の証言があったら児童的に夫を有罪にしろ」という主張も大きくなっているので、もう男は結婚したらいつ妻にDVの申し立てをされて、「DVを一切やらなかったという証明」でも出さない限り有罪になるということになれば恐ろしくて結婚すらできなくなるのではないか。

あっ、そうなればそもそも結婚しないから離婚も無くなるのか。日本の婚外子率は世界最低の2%なので結婚しないと子供はできないから少子高齢化はますます進行するだろうけれど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?