小さな声を聴くということ
昨日は朝から歯が痛かった。
痛さに集中力を持っていかれるほどの痛さ。
運よく予約が取れたので、歯医者に行くと痛みのある歯とは別のところが重症だったので治療することになった。
歯を適当に磨いていたわけじゃないけれど、きっと不十分だったんだろうなと反省。
痛みを伴って最近は学ぶことが多い。
自らの身体の声
ところで、今朝は塩谷舞さんの最新刊『小さな声の向こうに』という本を題材に収録して、配信した。
塩谷舞さんの3年ぐらいのことが綴られたエッセイ集だ。
読むと、いろんなことを回想して、あのときの自分と出会える機会がある。
はじめにが全文公開されているので、はじめにだけでも読んでみていただたい。
心理学者の東畑開人さんは、セラピーのことをケアと対比してこのように紹介していた。
まさに、塩谷さんのエッセイを読むと自分にとってもセラピーになっている気がする。
言葉にする勇気
小さな声はどのようなことなのか。そのことについても、はじめにの部分で紹介されていた。
まだ言葉になっていないけど、自分のなかにあるものを他者や社会を気にして掻き消ししまうことがある。
ほんとは大切にしたいけど、そんなことは綺麗事であるとか、とはいってもというカウンターが頭に浮かびとどめてしまい消えていく。
そんなまだ言葉にならない声を書こうとする勇気をもらった気持ちになった。
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