日頃から一番触れているのは学生たちです。現役引退後、指導者として歩み始めてから10年以上。メインは大学中長距離と高校生が最も多いです。

何かを伝えるとき、意識しなければ自然に近い形で学生に話すような内容やテーマになりがち。

監督として、指導者として、普段伝えたり、対話したりしていることに比べれば、書き記すことが出来ている部分はほんの僅か。

言語化したり、構成をきちっとまとめたり、普段から意識しなくても伝えられる内容と比べても、相当な集中力が体系立てて書くことには必要です。

もちろん、様々な人に読んで欲しい。
陸上に興味を持って欲しいし、競技現場に興味を持ったりして欲しい。
そう考えると、様々な人々に届けば嬉しい。

プロの作家さんやブロガーさんなどを始め、素晴らしい文章を書く人は沢山居て、読み手も沢山居ることでしょう。

ただ、自分が書く意義があり、読んでください！と言えるとしたら同じような経歴を持った作家さん、ブロガーさんはそう多くないはず。自分のような経験をし、今なお取り組んでいる人がこうして書いている比率は多くない。

そういった部分で特徴はあると思うし、自分が書く意味もあると思う。

是非、少しでも興味を持って頂ければ。そして、少しでも何かの役に立てれば良いな、と常々思っている。