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02.Emerald's Discography

【音源作品】
CDジャケットは全て一人のデザイナーが担当しています。

1st EP 『This World ep』

2012年 『This World ep』
「踊ってばかりの国」や「おとぎ話」などが使用していた今はなき代々木の「Stepway Studio」で録音された記念すべき1st EP。リリース時のイベントには「きのこ帝国」「真空メロウ」「wooderd chiarie」など、当時ライブハウスシーンで話題になっていたロック系のアーティストとの共演があり、ツアーファイナルは「Chocorat & Akito」「おとぎ話」を迎えて開催。中野の前身バンドであるPaperBagLunchbox時代のロック色を強く残した原曲をEmeraldの強力なバンドアンサンブルが包み込む。バンドの目覚めと初期胎動を感じさせる作品。喪失感に満ち溢れた中野のVoは今はもう聞くことのできないサウンドニュアンスを多く含む。ジャケットは「翡翠カズラ」。紙ジャケのシングル仕様を採用。 

※現在はライブ会場のみで販売。
※本作品はCDで残したいという想いのもと、本プロジェクトのレコード化には入りません。

1st Album 『Nostalgical Parade』

2014年 『Nostalgical Parade』
その後のEmeraldを決定づけるネオソウルからの影響を色濃く感じさせる楽曲を集めた音源作品。ceroやSuchmosの台頭より以前に、J DillaやRobert Glasper的なサウンドに挑戦し、その後やってくるブラックミュージックやCity Popの流れを予見するかのような1作。シューゲイズ的な要素もあり、初期Emeraldの持つロックな部分も多く残っており、コアな音楽ファンの中で静かに話題になり始める。リリースイベントは新代田Feverでsleepy.abを迎えソールドアウト。名曲「Summer Youth」収録。当時完全自主レーベルでは異例の「タワレコメン」も獲得している。 ジャケットはコート紙を使用した初のデジパック仕様を採用、朝焼けと氷山が「Nostalgical Parade」というオリジナルなアルバムタイトルと不思議なレイヤーマッチングを果たし、これまでに聴いたことのない音楽が生まれる予感を表現。

2015年 『2011ep』

2015年 『2011ep』
「Nostalgical Parade」でのバンドのモード転換に伴い、過去楽曲を集めた記念盤としてリリースされたEP。人気曲である「ふれたい光」が収録されている。メンバーが敬愛するTAMTAMの初期楽曲「Quiet Town」のカバーが収録され、そのアレンジがネオソウル色の強い楽曲として、バンドの転換期を感じさせる仕上がりになっている。「ふれたい光」のMVは写真家の山川哲矢が監督。ロック色を残す「トランスフォーム」「もういいよ」「光と言葉」などのナンバーが収録されている。花の定点撮影で作られたジャケットは、時の流れの中にある全てを残しながらも、別れを告げるような哀愁を感じさせる仕上がり。紙ジャケのシングル仕様を採用。

※ストリーミングサービスでは「Quiet Town」は除外されています。

2nd Album 『Pavlov City』

2017年 『Pavlov City』
「Nostalgical Parade」より、制作に3年を要した満を持しての2nd Album。ロックやシューゲイズ的な要素を排し、ブラックミュージックのレイヤーを前面に押し出した会心作。よりスムーズに、より幻想的に、よりブラックに、聞き手に寄り添うバンドサウンドを探求。当時の音楽トレンドであるチルウェイブやシティポップ的なアプローチも顔を覗かせる。バンドのアレンジセンスとプレイアビリティが爆発した和製ブラックミュージック&AORの名盤。リリースイベントは渋谷のWWWにてbonobosと共演しソールドアウト。ホーンセクションやコーラス隊を含めた13人編成という大所帯での演奏で、観客の度肝を抜く。そのライブよりマニピュレーターの藤井健司がレギュラーサポートとして参加。田中宗一郎主催サインマグのSpotifyプレイリスト「POP LIFE」に取り上げられたことをきっかけに、メガプレイリスト「TOKYO RISING」などのプレイリストに入り始める。リリースより時間が経ってからライブのオファーが増え始め、「SYNCHRONICITY」「やついフェス」カルチャーメディアCINRA主催の「CROSSING CARNIVAL」などの都市型サーキットフェスへ参戦。ジャケットはコート紙デジパック仕様。工場夜景のアナログ写真に加工したアクリル板をかぶせることで作成されたデザインは「Pavlov City」というアルバムタイトルとの相乗効果を生み、街や人のレイヤーを浮かび上がらせつつ、その曖昧さを問うアイロニカルな仕上がりとなっている。MVはリリースと同時に「step out」を公開。監督は「Summer Youth」と同様、川村清人が監督。Officialとしてはメンバー初登場、空撮ドローンを駆使した映像となっており、ダンサーとして女優の川添野愛を起用。リリース後「Holiday」のMVを公開。SSWのNozomi Nobodyを起用し、今までと一風変わったアプローチのMVをリリース。YAMAHAとCINRAによる共同企画にて、Emeraldとラッパー環ROYの共演が実現。スタジオ演奏のビデオクリップがYAMAHAチャンネルより公開される。前述のカルチャーメディアCINRA主催のフェス「CROSSING CARNIVAL」でもその実演を果たし、ラップとの高い親和性を強調した。

配信シングル『東京』『ムーンライト』

2018年 配信シングル(左から) 『東京』『ムーンライト』Mini Albumの発売に先駆けてデジタル配信のみでリリースされたシングル。

2018年 1st Mini Album 『On Your Mind』

2018年『On Your Mind』前作より1年経たずにリリースされた、完全書き下ろし、最新モードのEmeraldが即時コンパイルされた小作品。新モードの幕開けを告げる第一弾シングル「東京」はspotifyで配信後数日で10万再生を超える。軽快で複雑な編曲とホーンセクションが特徴の「Heartbeat」や「Summer Youth」に代表される初期Emeraldのグルーヴを現在にアップデートしたかのような「everblue」など、ひたすらに心地よく快楽成分多めの楽曲を収録。作品のラストを飾る「Feelin’」はVo中野の至上のヴォーカルプレイが爆発。祈りと愛が交錯するミドルテンポバラードが収録されている。RecordingとMixエンジニアには初期のD.A.N.やスカート、柴田聡子等の作品で知られる葛西敏彦氏と共にstudio ATLIOにて敢行。いち早く届けるために先行発売ライブを渋谷のWWWにて開催。ジャパンインストジャズの重鎮、「bohemianvoodoo」とジャパニーズネオソウルの新生「Mime」を招き、開催直前の発表にも関わらず多くのオーディエンスが駆けつけた。ジャケットはミニアルバムにも関わらず、マット紙使用の高級仕上げとなっており、多数のレイヤーが幾重にも折り重なるEmeraldの音楽と、嗜好品としてのレコードをモチーフにバンドの普遍的な魅力を表現。第二弾シングル「ムーンライト」のMVは拡散型映像メディア「lute」により発表され、月とコーヒーをテーマに、Back To 90’sな郷愁を誘うカラオケ風MVとなっており、過去最高に開けた側面を展開。

【Movie (Official Music Video) 】

Emerald / Summer Youth 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

Emerald / ふれたい光 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

Emerald / step out 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

Emerald / Holiday【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

Emerald / Pavlov City @ShibuyaWWW "Neo Oriented"【Official Live MV】

Emerald×環ROY-Yamaha×CINRA Crossing Session

Emerald 「ムーンライト」

【ストリーミングサービス】

『ストリーミングサービス』
Spotify
Google Play Music
Apple Music
AWA
LINE MUSIC
等で展開中

【パッケージ通販】
現在以下のサイトにて通販されています。

【DSD音源販売】

以下のサイトでのデータ販売も行なっています。

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次はバンドの活動はどのようなものだったかにふれます。

「03.弊バンドの活動の理念とその経緯と現状について」へ(リンク)

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このnoteではサポート機能を使ってレーベル代表中野に直接支援を送ることができます。もしも支援をいただけた場合は、レーベル運営、主にバンドやレーベルのインフラ面の充実に使用させていただきます。しかしながら、プロジェクト期間中は、可能な限り、Muevoからの支援が嬉しいです。

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