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【ネタバレあり感想】Z世代がみたシン・仮面ライダー

シン・仮面ライダーを見ましたので感想を書きます。ネタバレ注意。あと、見終わった直後に書いてるのでまとまりがないです。



この記事を書いた人

 私は以下の映画を視聴しています。
・シンゴジラ
・シンエヴァ
・シンウルトラマン

仮面ライダーに関しては、平成仮面ライダーを多少を見ておりました。話も含めて好きなのは仮面ライダーカブトです。

良かったところ

・登場人物が少なく、ごちゃごちゃしていなかった
 広告の時点から察してはいましたが、基本、主役二人VS怪人(?)で話がガンガン進むので、飽きませんでした。

・怪人がたくさん出てくる
 いっぱい出てきます。それぞれが特徴的かつ、頭部のマスクが毎回アップで写されるので、見てる側に親切でわかりやすかったです。

・竹野内豊、斎藤工が出てくる
 私は全く芸能人や俳優さんに詳しくないのですが、「シン」シリーズを見ていると上記の方は有名ですよね。ファンサービス的な演出でしょうか。それにしては準主役というか、かなり物語に絡んできていました。

・市川 実日子もでてくる
 回想シーンでめっちゃ出てきてました。

・ハチオーグメントとの戦闘がよかった
 私はハチオーグメントとの戦闘が一番よかったと感じました。チャンバラアクションっぽい高速戦闘は見ていて映えますね。


気になったところ

・会話聞き取れない問題(映画あるある?)
 BGMがデカいのと、「キュピーン」みたいな音(仮面ライダーがポーズするときの音?)がうるさいのは意図的なのでしょうか。そのため、戦闘中の会話があまり聞き取れませんでした。私の聴力は一般的だと思うので、多くの人にとって聞き取りづらいのではないかと思います。また、主人公は変身時(正確にはヘルメットをかぶり、口元がマスクされた状態になるとき)、口元がおおわれるので、さらに聞き取りにくい感じになっちゃってます。女性の声(浜辺美波さん)は高いのできこえたかな。映画自体の面白さとは関係ない部分で損をしちゃってる感じがして、もったいないです。


・2号との対戦時の効果音とかCG、微妙じゃない?(シンウルトラマンでメフィラスと戦ってるときのCGみたいな)
 他のシーンはそうでもなかったのですが、1号ライダー(?)と2号ライダーの戦闘シーン(殴り合い)のCGが残念でした。ただ、空中での戦闘で1号のプラーナ(?)がたまる→2号のテンションが話しかける、の掛け合いは良かったです。

・どんでん返しとか驚きの展開はない
これを求めて見に行くのが違うのだと思いますが、どちらかというと、一貫して「悲しみ」とか「幸せとは?」「辛さとは?」みたいなテーマがながれていました。一般人がほとんど出てこないので、「怪人と人間の苦悩」みたいなテーマは薄かったです。

・話の展開が駆け足気味
テレビシリーズを映画化しているので仕方ないのかもしれませんが、駆け足な印象をうけました。ハチオーグメントとルリ子の別れはそこまで感情移入できませんでしたし、2号ライダーが「俺は一人でショッカーと戦うよ」といった次の場面で共闘しにきたり。私の共感能力が低いのかもしれませんが、最後のルリ子のメッセージのシーンも「浜辺美波さん美人だな」程度の感想しか抱けませんでした。原作ファンの方だと感動できたのでしょうか。


その他気づき

・頭部のヘルメットが象徴的
 劇中でヘルメットのアップシーンが多いです。あと、めっちゃ着脱します。しまいには相手にかぶせちゃったりします。原作でも着脱シーンは多いのでしょうか。(平成ライダーは基本的に「頭部だけ外す」ことはなかったように思います。物語終盤とかでは仮面が壊れたりしますが)

・意外と「変身!」と言わない
 「変身!」と言わずに変身するのが好きな私にとっては良かったです。返信ポーズがちょいダサいのは仕方がないというか、それも含めて仮面ライダーなのでしょうね。


まとめ

私は一年前から結構楽しみにしていたのですが、予想を上回るほどの出来!という感じではありませんでした。しかし、映画は見た人の現在の状況によって評価が変わると思うので、数年後にもう一度みると、また変わるのでしょう。「シン」シリーズはだいたい映画館で見ているのですが私の現時点での評価は以下のようになりました。
シンゴジラ>シンエヴァ>シンウルトラマン>シン仮面ライダー
見事に公開された順になっております。私の中ではシンゴジラがダントツで面白かったです。

以上、高度な解説はほかの方に任せまして、私の視聴直後の感想をまとめました。それでは。




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