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社会人2年目。上司からの指摘続きで落ち込んだとき、意識して行っていること3つ

異動して1年。毎週の上司とのMtgが正直、きつかった。
何がっていうと、そう、上司からのフィードバックだ。

誤解のないように言うと、今の上司との人間関係が悪いわけではない。自分に厳しく、仕事へのパッションがあり、理不尽な点で激怒することもない。よいものを出せれば褒めてくださるし、課題はきちんと指摘していただける。そんな、むしろ尊敬できる上司だ。

ただ、それゆえに、自分の「できなさ」につい目が行ってしまうのが悩み。上司は一瞬でできるのに、なぜ自分はできないのだろう。自分はあと10年ちょっとで、上司のようになれるのだろうか。何より、こんな些細なことのために時間を割いていただき申し訳ない、、などなど。できる自分になりたくて、できない自分をつい追い込んでしまう僕には、上司からのフィードバックがなかなかにこたえた。

ただ、そんなことを考えていても前には進まない。幸いにも自分はまだ、「メンタルが回復不可能」という状態には至っていない。であれば、悔しさをばねにし、逃がす熱は逃がし、前に進んでみたい。

ということで今回は、落ち込んだときの次への一歩に向けて、意識しているマインドについて、備忘録的に書いてみる。これらは本や友人、上司との話の中で出てきた中で、実際に試してみて個人的に「いい感じ」だったものだ。意外性はないけれど、大事なもの。

多忙で厳しい上司に激詰めされている同志の方がいたら、少しでも参考になればうれしい。そして、同じような状況のときのメンタル維持についてディスカッションしてみたい(どこかのタイミングでnoteのつながり、同世代限定で1on1とかしてみたい)。


1.1度目フィードバックで徹底メモ。同じ轍を踏まない。

1度目のフィードバックは「学び」だ。何事もインプットがなければ始まらない。もちろんインプットのために、書籍を読むなど自己学習をするものだが、それだけだと追いつかないものも一定数ある。だからこそ、足りない部分は上司から学ぶ。そのためにはフィードバックが重要だ(上司はフィードバックを「shinさんへの投資」「shinさんへの肥やし」という)。そして、それをきちんと租借し、同じことを2度繰り返さないことが重要だと思う。

もちろん、ときには上司のフィードバックに納得いかないことも出てくる。その場合には、まずは1度受け止め、(聞ける環境なら)勇気をもって上司に聞いてみる。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。今だからこそ、トンチンカンなことを聞いてもまだ許される。

2.人と話す。外に出る。

日頃の1on1では、どうしても比較対象が「上司」しかいない。ベンチャーのコーポレート部門は少数人員で回しているところも多いだろうが、うちもそれに外れない。チーム内の「同僚」がおらず、チームリーダーと比べるのもまだ「差」が大きすぎる。

たまたまだが、僕は部門外の人と話すことが多い。座席の前には採用担当の先輩が、右には広報の先輩が、近くには営業の同期もいる。部門が違う方と話していると、気分転換にもなるし、何より新しい気づきがたくさんあるのだ。自分が「まだまだだな…」と思っていることでも、話をすると「え、それすごいじゃん!」となることもしばしば。例えば最近だと、契約書とにらめっこをしたり、法改正の情報収集をしていたのだが、案外それらを苦手とする人も多いと知った。

また、それだけでなく、意図的に社外のイベントに参加するなど、「外」のにも視点を持てるようにしている。20代の若手社会人でキャリアを考えるイベントに参加した際には、同じような悩みを抱える人がほかにも多くいることを知った。自分だけなんじゃ…という状況はなかなかに厳しいので、「他にもともに悩む人がいる」という安心感はうれしい。

人と話すことで、いま自分ができていることや得意なことも見えてくる。同志とも出会え、相談もできる。得意なことを見つけ、ちょっとでも悩みの糸をほどくことができれば、明日からのちょっと仕事も前向きになれる。

3.適度に開き直り「まだ新卒2年目だし」

1とも似ているが、なんだかんだいってもまだ2年目だ。社会人十数年の先輩にかなうわけがない。そんなある種の「開き直り」も重要だ。もし今、上司並みの仕事ができ、何もフィードバックをされないのであれば、上司と同じだけの給料を頂かなければならないだろうし、そんな学ぶことがない職場からは転職を考えてもよいのではとさえ思う。

上司には上司の仕事があり、2年目には2年目の仕事がある。上司からのすべてのフィードバックを予想できるわけがない。だからこそ、指摘いただいたフィードバックは悔しさを噛みしめながらも、いじけることなく真摯に吸収していきたい。いきなり隔たる壁の高さに辟易するのではなく、まずは2年目の仕事をひとつひとつきっちりとこなしていく。それが最短の近道であり、社会人2年目の「特権」なのだ。

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実は、今でも上司とのMtgは覚悟をもって臨んでいる。上記の3つを意識しているつもりではあるが、それでも終わった後、相応のダメージ(?)を食らっているのも事実。それを一人で受け止める覚悟がなくて、上司とのMtgの日はリモートではなく、必ず出社をしているほどだ(周りと雑談して気を紛らわせたい)。

しかしながら、上の3つのマインドを意識することで、1年前の自分よりは少し、回復が早くなっている気がする。まだまだ今の上司から学ぶべきところは多い。上司がいるうちに、学べるものはすべて学び取っておこう。そんなどん欲な気持ちをもって、明日のMtgも乗り越えたい。

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