こんばんは。
今回は僕が属している組織で企画したイベントについて書こうと思います。特に感じたことは「自分の地域のご当地ドリンクって案外パッと出てこない！？」です。

１，企画に至った背景

僕の所属しているある組織では、全国から何か行動したい・している高校生・大学生や、強い思いを持って働く社会人の方が集い、互いの活動の共有や発信を通して刺激を与えあうコミュニティとなっています。
この「全国から」参加しているという特徴を生かして何かしたいと考えていた時、偶然雑談の中で、

「このご時世で旅行に行きづらい中では
旅行先の有名な『ご当地○○』に出会う楽しみがないね」

という話になりました。

それならやってみよう！ということで（みんなフットワーク軽い）、日程の都合が合った7名で、まずはそれぞれの居住地・縁のある土地でしか飲めない・買えないドリンクを贈り合って自宅からリモート飲み会をすることになりました。

２，物品セレクト

まずは値段と贈るものを設定。学生でも比較的支払いやすく、そこまで気を遣わないであろう2000－3000円（送料込）に値段を定め、贈るものはドリンクであれば茶葉、コーヒー、お酒等なんでもＯＫ（もちろん未成年者はお酒ダメ）とし、送り主それぞれ、また地域それぞれの個性が出るように心がけました。
これらの決定後は日時設定。購入期間等を考慮して3週間後に定め、いざ買い物開始です。

ところが、いざ「ご当地ドリンク」となっても、パッと思いつくものが案外ない。自分の地元なのに。
僕自身は関西圏どこでも動いている人間なので、特に思い入れが強い神戸と京都のご当地ドリンクをプレゼントすることに決めましたが、ピンときて、かつあまり有名でないものは何かと考えると悩んでしまう。
この点に気付くことができたのは意外な発見でもありました。

そんな中、一番に思いついたのはアップルでした。

これを読んでくださっている方のうち、ほとんどの方が知らない（はずの）ドリンク。僕の周りにも知らない人が多いです（神戸市民なのに）。

アップルという名ですがリンゴジュースではありません。ミカン水のことをアップルというあの謎のドリンクです。三宮ではほぼ見かけません。

これこそ正真正銘のご当地ドリンクだ！と思いましたが、限定要素が強すぎてスケジュール上実際に販売している時間帯に買うことができないと判断し断念。

次に脳裏に浮かんだのは灘の酒と神戸ワイン。
これらかなり有名な部類に入るので誰でも知ってるだろうと思いながらも、ネット通販で売ってないような地域限定品もあるため、迷った結果後者をブレンドすることにしました。

一方京都ではどんなものがあまり知られていないかと考えると、これもまた出てこない。

宇治茶や伏見の酒、最近話題の宝酒造のスパークリングワイン「澪」もすでに全国で販売されているはずだし…。

悩みに悩んだ末いろいろネットで調べ、西陣麦酒と美山のお茶はあまり知られていないと判断しました。

西陣麦酒は西陣織で有名な京都の西陣地区で醸造されているクラフトビールです。偶然販売店に行ったら京都・中川に伝わる古来茶葉を利用した人気の限定品「まんまビーア！」があったので即購入。いい意味でさほど「京都らしく」ないご当地ドリンクかなとも思います。

一方の美山。この地区をご存じでしょうか。
京都といえば寺社仏閣のイメージが大半、他に挙げるなら宇治茶や天橋立、伊根町の舟屋という方が多い中で、影を潜めた存在、なのかもしれません。

地理的には京都の市街地からやや北西に行ったところ。亀岡の先にあります。有名な観光地は「かやぶきの里」でしょうか。ご存じなかった方はぜひお見知りおきを。

こんな美山で作られたもののうち、今回は美し山の草木舎さんのよっぱらいteaをプレゼント。一つ一つ真心こめて摘まれた野草のお茶を飲めば、ワインとビールの二日酔いから身を守ってくれるはず。そんな思いをこめて、すてきな雑貨・食品店「すみれや」さんで購入しました。

３，いざ発送！

上記をゆうパックに詰めて、いざ発送。
贈り先の友人は岐阜在住です。翌朝には着くとか。速いなあ。

「なにこれ、知らなかった！」「おいしい！」

の声が聞けるといいなあ。

一方、ちょうど今日、東京の先輩からの贈り物が届きました。
中身はまだ開けていません。当日までのお楽しみです。
参加メンバーからも続々届いたとの連絡が来ています。
次週はいよいよご当地ドリンク飲み会。
その際の様子とか、実際にやってみて感じたことをまたどこかで書ければと。

４，おわりに

ここまでいくつか「ご当地ドリンク」を挙げてきましたが、みなさんはどの程度ご存じだったでしょうか。
もしご存じないものがあれば、ぜひ京都・神戸に来られた際には飲んでみてください。おいしいですよ。

そしてみなさんの地元にあるご当地ドリンクを紹介するとしたら、何を挙げますか？
案外思いつかなかった方、一度「地名　ドリンク」で検索掛けてみると、意外な発見があるかもしれません。

それでは今日はこの辺で。