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なぜ婚活がうまくいかないのか。 (NLP席替えエクササイズのやり方)

今はおひとりさまが流行っていて独身の方が便利で楽しいことがいっぱいあったりする。 その一方で、誰か大切な人と一緒にグラスを傾けながら遠くの山に沈む夕日を眺めたり、お互いの人生を見つめて記憶しあえる結婚生活を望む人も多いと思う。子供を作って家族を作りたいとなればなおさらだ。

そうなると、パートナーとなる人を見つけるために婚活をすることになるのだが、この婚活というのは多くの人にとって簡単にはうまくいかない
活動である。 もしあなたが今婚活中であるならば、次にあげる問題点に共感してもらえるだろう。

1、希望の人に出会えない。
紹介所に相談されて、対象の人にあってはみたものの帯びに短しタスキに長し、と感じてしまう。

2、少し付き合ってみるものの結婚に至るほど続かない。
マッチングアプリなどで出会った人とデートを重ねてみるものの、一ヶ月ほどでフェードアウトとなってしまう。
もしくは、付き合ってみて、すごい変な人だったことが判明したりする、すぐに関係解消となれば良いが、ズルズルと付き合ってしまう。


婚活サイトやマッチングアプリの問題点

婚活サイトや紹介所の問題点は自分がハイスペックと言われる人気の集まる条件を持つ人なら良いがそうでない場合、マッチングしにくいし、マッチしても理想の人にマッチする可能性は非常に低い。 

マッチングアプリの場合は、マッチングしやすいのであるが、アプリの使用に長けた人、撮影技術や加工技術、そして紹介文のうまさがマッチを左右する。 そして何よりの問題はゲーム感覚、ギャンブル感覚があり、マッチしておつきあいが始まっても、お互いに少しでも嫌なところが露見すれば、はい次いってみよーとなる。 

どちらの方法にせよ、本当の意味で自分の性格や相手の性格、相性などのマッチングではない。


ではどうすればいいのか?

そもそも自身の理想とする人のイメージがあるだろうか? 過去の記事でお伝えしてきた、ハマった状態から出る一番の方法は、

どうなっていたいのか

と考えることだ。 

ここでは、希望の人に出会って、人生のパートナーを見つけたいわけだが、どんな人か具体的にイメージすることが大事である。

高望みだろうと、不釣り合いだろうと構わない、とにかく

こういう人と結婚したい!

という具体像をイメージを込めて明らかにすることが必要だ。

問題 ー> ゴール ー> 方法 

という簡単ではあるが重要でパワフルな図式の通りゴールをしっかり頭に据えてほしい。 このゴールを、すなわち理想の人をしっかりイメージすることがないと、受け身で、自分の意図しない人とぼんやりと過ごしてしまうことになる。

しっかりゴールが見据えてあれば、そこに至るルートが明らかになる。 婚活マーケットで言えば、正しいマーケットチャンネルで理想の人を探すことができる。

今回の記事では、理想の人に出会う方法をNLPの席替えエクササイズというメソッドを利用して導く方法を紹介する。


繰り返すが、問題解決の基本は、現状把握から、理想の状態を設定して、使える資源を活用して解決方法を導く、そしてアクションする。

まず最初に、自分の出会いたい理想の人をイメージしてそれを書き出す。

具体的に、有名人でイメージできる人がいるならば、それでも構わない。
とにかく、理想の人の性格、身長、収入、だけでなく、服の趣味、あらゆる思いつくこと全てだ。

そしてここからはNLP席替えエクササイズの紹介になるが

1、椅子を向かい合わせて二つ用意する。(氣が散らないよう、静かな場所を選んでいただきたい)。
2、片方の椅子に座り、もう片方の椅子にあなたの理想の人がいるところを想像する。 先ほど書き出した、理想の人を余すところなく、あたかも本当に存在するかのように想像してほしい。 
3、実際に話すようにその理想の人に質問をする。 質問には必ず以下のことを含むようにする。
その理想の人にとってどんな人が結婚の対象になるか?
普段、どんなところで何をしているか、どこにいけば出会えるか?
4、相手の表情などを感じたあと、椅子から立ち上がり、深呼吸をする(すごい大事)。
5、二つの椅子が見える位置にたち、二人の雰囲気を感じ取る。
6、理想の人に自分がなりきって、その椅子に座る。 ここでは完全になりきることが大事だ。 言葉遣い、姿勢、考え方、全てなりきる。アカデミー賞をとるぐらいの気持ちで臨んでほしい。そして先ほど自分がした質問に答える。 例えば自分が田中という名前ならば、『田中さん、こんにちは質問ありがとうございます。そうですねー、僕が結婚したいタイプの人は、これこれこうで・・・・』と続く。

他の人に見られたらハズいことこの上ないのだが、誰も見ていないのでなりきってやっていただきたい。

本当にその理想の人になりきって答えるということが大事なので、その臨場感を高めるオリジナルのアイデアがあればどんどん試していただいて構わない。

ここまでがエクササイズの根幹だが、一応正式なやり方では、理想の人になって答え終わったあと、椅子から立ち上がり、また深呼吸をする。(一旦なりきりの状態から完全に離れる目的)

そして二つの椅子に自分自身と理想の人が向かい合って座っている状態を第3者の目から眺め、新たな気づきをえる。 そしてまた自分自身の椅子に戻り、理想の人を眺め、質問の答えを感じながら、自分自身の変化を感じ取る。


おそらく自分でも驚くほど、いろいろな情報が得られることだろう。よく相手の立場に立ってものを考えるとか、お客様の立場に立ってというが、本当に心からなりきるということをしてみると、自分でも普段氣がつかなかったような理解が得られる。

そしてここから得た情報を頼りに、自分の婚活マーケットにおけるブランディングをその理想の人の意見に寄せたものにしていき、その理想の人が出没する地域に自分も行くようにする。

例えば、その理想の人が、ソムリエコースを受講してそうなら、自分も参加する。 ヨガを習っていそうなら、自分もそこに行く。そうすることによって、その理想の人に出会うチャンスを広げる。

そして、実際に理想とする人に出会った場合、さらに親密になる方法を探るために、もう一度、この席替えエクササイズをして、その人に質問をする。 今度は、実際に出会ったわけなので、想像がしやすいので、より精度の高い質問ができ、答えが得られる。

そしてまたその答えに基づいたアクションをして行く。

重要なのは、何人もの人とのデートにこぎつけることが目標ではなく、自分の理想とする人に、選ばれることである。

理想の人から見て、あなたの容姿、スペック、その他のことが、よく見えることが大事なのである。 だから理想の人に出会うことに集中することが必要だ。

婚活サイトや、アプリで人気が出るのは、自己顕示欲を満たしてくれるかもしれないが、それをゴールにしてはいけない。


自分磨きは大事なところだがもし婚活という明確なテーマがあるならば、闇雲に自分を磨くのではなく、自分の理想とする人が求めるような人を意識したゴール設定をするべきである。

僕は、婚活だけでなく、仕事にも人間関係にもいつもこの席替えエクササイズをしてきて、いつも自分に納得のいく答えを得てきた。

応用として、自分の尊敬する偉人から勝手にアドバイスを得ることもある。 I.Qが高い人たちは、このエクササイズを随時頭の中でやっていると思われるが、僕のような凡人は、しっかり席を替えることによって、やっと相手になりきり、答えを得ることができる。

そしてロードマップを作って行動し、微調整を行いながら、ゴールに向かう行動をする。

最後に僕を含めて、失敗を恐れてなかなか行動に踏み切れない人のために、勇気が出る言葉を二つシェアしたい。

一つは、NLPにおける数ある信念の一つで、

”There is no failure, only feed back.”
失敗というものは存在しない、フィードバックだけである。


何か行動して失敗してしまった時、それは失敗ではなくて、どううまくいかなかったかという情報が得られる実験の結果である。シンプルに行動を変化させて、よりよいフィードバックを得て、成功に近づけて行く。


二つ目は、かのガンジーが残した言葉で、

“Be the change that you wish to see in the world.”
世界が変わって欲しければ、まず自分が変わること


物事がうまくいかないとか、世間の不条理を嘆く前に、自分が率先して変化する。 そうすると自分の周りからの見え方も、周りへの見方も
変わる。 そして自分の世界が変わる。


なんとか行動を起こして婚活を成功させていただきたい。

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