心のトイレが必要
皆さんは、飯を食ったらそのあと、何をしますか。
必ずトイレをするでしょう。おしっこもするし、うんちもしますよね。
トイレはいらない老廃物を体外に排出するためのものです。
そこで、皆さんはこう考えたことはありますか?
このようなトイレの事を、私は「心のトイレ」と名付けています。
心のトイレとはどのようなことを表すのか。そこでまず、トイレの手順を分解して考えてみます。
簡単に表すとこのような順番でしょう。これらの順番や役割についてもう少し詳しく説明していきます。
➀まずトイレを探す
トイレをする前に、トイレを探すところから始まるとします。自分がいる場所によってトイレをするところは変わってきますよね。自分の家の中、コンビニ、ショッピングモール、公園などいろんな場所があります。
トイレをするのに真っ先に浮かぶのは「自分の家の中」ですね。(家にいた場合)1人暮らしの人の家はさておき、実家暮らしの家の中のトイレはだいたいどこも綺麗になっているはずです。トイレをじぶんでキレイにする人もいますが、たいていは母が掃除していくれています。(いつも掃除してくれている人に感謝ですね(笑)。)自分の存在の中で身近な人がきれいにしてくれています。
そんな環境でトイレをするのはとても居心地がいいですよね。時間にとらわれることもあまりないと思います。
これを「心のトイレ」として置き換えて考えてみましょう。自分のストレスや愚痴、悩みを吐き出す場所として、自分の家を選べるあなたはとても恵まれていると思います。
どういうことかというと、相談相手が身近にいる環境であるということです。家族関係が良く、なにかあったときにはすぐに話を聞いてくれると思います。
ここで自分の家の中を選べないあなたは、家族関係があまりよろしくないのではないでしょうか。いろんな家庭事情があるため、ここではあまり詳細には取り上げませんが、自分の家の中のトイレが嫌だという人もいるということを知っておくといいのではないでしょうか。(つまり、例えば、家族には吐き出せない悩みがあるということ)
だからこそ、コンビニのトイレがあったり公園のトイレがあったりいろんな場所にトイレがあると思っておくと面白いと思います。(例えば、Twitterやいのちの電話などの公共機関などがあります。)
心のトイレはいろんな場所にあり、吐き出すことができる場所はたくさんあるということを念頭に入れておいてほしいと思います。
➁人間がトイレにむかって老廃物を出す
実際のトイレの事を想像するとすこし汚いので細かくは言いませんが(笑)
老廃物を出すとき、いろんなものが出てくるし、心地よさも違ってくると思います。
例えば、快便の時には自身の健康状態がいいときにおこるものですよね。一方で腹痛などの気分が悪い、つまり、自分のコンディションが悪い時には快便にはならず、心地よくトイレができませんよね。
これは心のトイレにも同じことが言えます。愚痴やストレスをきれいに吐き出すことができるととても気持ちいいですが、自分の調子が悪かったり、精神状態が良くないときには素直に吐き出せないこともしばしばあると思います。
また、自分の状態だけでなく、吐き出す先、つまりここでいう「トイレ」の状態が悪くても同じことが言えます。
汚いトイレで用を足したくはないですよね。それと同じで、トイレ(つまり、周りの環境(人間関係とかSNSとか)を表します)が悪い状態だと、気持ちよく吐き出せないということなのです。
③トイレが水洗で流してくれる
最後に、老廃物を水洗で流すわけですが、うまく流れるときと流れないときがあります。
つまり、その老廃物(愚痴やストレス、悩みなど)をトイレ(相談相手)が受けとめた時、トイレが詰まってしまってなかなか流れてくれなかったり逆流してきたりもします。トイレ側が素直に流してくれないときもあるということです。
吐き出したら終わりではなく、例えばTwitterなんかは、炎上したり、リプライで嫌なコメントを食らったりするということも少なくありません。それが人間関係にも発展したりするときだってあります。
何かを吐き出すときは、トイレの状態ことも考えて吐き出すのが大切かもしれませんね。
いかがだったでしょうか。
世の中にはいろんなトイレ、心のトイレがあります。
トイレの使い方や状態などを知っておくことで、トイレを気持ちよく使うことができるはずです。
自分にあったトイレをさがして、健やかな毎日を是非送ってほしいです。
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