歩いてきた道の後には
花が咲き
次第に陽ひは暖かに

通った風の匂いに
憧れたあの日

春、晴れやかな空
春の風を吹かせて
遥か彼方へ
虹をかける
晴るる日に想いを乗せて

何かに迷い彷徨う貴方
芽吹く緑
やがて空も碧く染まって

強い風の緩む間に
水をかけて霞む空

春、めぐる浅き雲
春の空を染めて
晴れを待って
虹をかけて
春吹く桜嵐を抜けて

またね、春雨
菜種梅雨
虹をかけよ

春、晴れやかな空
春の風を吹かせて
遥か彼方へ
虹をかける
晴るる日に想いを乗せて

春、萌え出ずる芽よ
春の匂いを辿り
春の彼方へ
藍を蒔く
晴るる日に想いを乗せて

晴れを待って
虹をかけて
春吹く空を染めて

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