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すてき絵本レビュー#001 「あけるな」

「あけるな」
作: 谷川 俊太郎
絵: 安野 光雅
出版社: 復刊ドットコム

不思議な世界に入る、不思議な扉の話です。
不思議な世界なので、内容の因果関係はありません。
<何があるか分からない恐怖><何があるのか知りたい好奇心>との狭間の気持ちが交錯する絵本です。

基本ステータス
・絵を中心に楽しむなら 1歳〜6歳
・内容を楽しむなら 2歳〜6歳

特徴
・一見、理解しやすくもある。でも、よく考えれば理解できないという点で、対象年齢は幅広め。
・扉の先に何があるか分からない怖さ、孤独の怖さ、静けさの怖さ、結構色々な怖さが出てくるのかと思います

雑感
安野光雅さんの絵もチョット怖いです。
それにしても、最後から2ページ前に書いてある絵画に、うっすら人形が描かれているのですが、あれはなんだろう。
あの絵の意味をわかる方がいらっしゃたら、コッソリと教えてください。

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