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副鼻腔炎の手術後の経過について(半年経過)

去年の夏に副鼻腔炎の手術を受けて、およそ半年経った今の状況と退院後から今までの経過を書き記しておこうと思います。私自身、入院前に手術後の経過がどうなるのかとても不安で、こういった術後のことを書いている記事が非常に助かったので自分の共有できたらと思います。ちなみに手術・入院日記についてはこちらです。


手術前後の経過まとめ

「鼻の状態」と「薬の量」の時間経過を表すとこんな感じになります。(殴り書きで申し訳ありません。)
状態の良い悪い、薬の多い少ないに定義はなく、あくまで主観なので参考までに。

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現状(術後半年)

手術前と比較して格段に調子はいいです。匂いもはっきりするし、鼻詰まりに対して不安は全くないです。
ただ、投薬治療は継続で、現在2日に1回セレスタミン(ステロイドの錠剤)を処方されており、今後様子をみながら減らしていくとのこと。鼻うがいは毎日、朝と寝る前の2回しており、鼻噴霧も1日1回行っている。個人的には、もうそろそろ薬の量も減らしていきたいが焦らずにお医者さんの言う通り様子見です。もう二度とあんな手術は経験したくないので。


術後から今まで

<退院後〜2週間>
非常に辛い期間でした。まず術後2週間後の診察まで、運動とお風呂は禁止、もちろんお酒も禁止です。退院後すぐは、血が垂れてくるのを受け止める綿球が欠かせません。だんだんとその綿球を交換する頻度が2時間、3時間、6時間と伸びていくのが不幸中の幸いです。私の場合、この綿球地獄は退院後およそ5日間くらい続きました。あと、辛くはないですが、声がめちゃくちゃ鼻声になるのと、鼻うがいのたびに血や粘液の塊みたいなものが排出されます。
唯一救いだったのは、コロナ禍で外出してもマスクしていますし、会社も在宅勤務ばかりでしたので、特に綿球姿を人に見られることがなかったことです。

おすすめグッズ①鼻うがい
鼻うがい歴2年の私がおすすめする鼻うがいグッズ紹介しているのでよければ参考にしてください。


おすすめグッズ②濡れマスク
口内の保湿用です。綿球をしていると、鼻呼吸がいつもの10%くらいしか機能しません。口呼吸に頼っていると、やはり乾燥で喉を痛めてしまいます。綿球をしている間は口内の保湿用に家の中でも、寝る時でも濡れマスクの着用をおすすめします。私自身は、小林製薬の「のどぬ〜るぬれマスク就寝用」を使いまして、非常に使用感よかったです。耳も痛くならないですし、体感で10時間程度保湿効果があるのでコスパもよいです。(1枚あたり100円ちょっと)
保湿のフィルターが少し透けて見えるので、外出時は若干恥ずかしいかと思いますが、在宅時や就寝時に常につけておくとよいです。


<2週間後〜1ヶ月後>
術後2週間の診察で、術後の経過が順調と言われた通り、ようやく普段の生活が戻ってきました。運動はちょっとずつ負荷を増やしながら、お風呂もOK、お酒もOKです。粘液や血液が鼻の中で詰まることもほとんどなくなって、快適です。ただ匂いはまだ感じないです、いろいろ調べてみると粘膜が完全に復活するまで1~3ヶ月かかるとのこと。気長に待ちます。そして相変わらず鼻うがいでは、頻度こそ減ったものの時折、血の塊のようなものが排出されます。特に痛くもないので出したあとは、気分すっきりです。

<1~2ヶ月後>
順調です。薬の量も手術直後から少しずつ減っています。相変わらず1日2回鼻うがい必須ですが、血の塊のようなものもほとんど出ることもありません。匂いについては、1ヶ月経過時点で、強い匂いなら感じるまでに回復していて、その後も順調でした。2ヶ月経過の診察時点では、だいたい普通レベル(嗅覚障害になる前に感じていたレベル)まで復活していました。

<2~3ヶ月後>
個人的には、この期間絶好調とまではいきませんでした。途中で嗅覚が落ちていくのが感じ取れたからです。
術後の2ヶ月間あまりに順調だったので、お医者さんからセレスタミン(ステロイドの錠剤)の投薬を一旦ストップしてみようとの提案がありました。すぐに影響は出なかったものの徐々に復活していた嗅覚も落ちていって、3ヶ月検診の時に鼻茸も確認されてしまいました。その診察の時にセレスタミン(ステロイドの錠剤)を頻度を落としてまた使おう(手術直後の1/2)ということになりました。

<3ヶ月後〜半年後>
セレスタミンの投薬が復活したこともあり、至って順調です。鼻うがいこそ続けていますが、これ以上の上振れはないんじゃないかと思うくらいに鼻の状態は良いです。


まとめ

手術直後は、こんな手術受けなきゃよかったと思うくらい苦しかったですが、今は、「鼻の状態」もかなり良いですし、「薬の量」も徐々に抑えてこれているので、手術を受けて本当によかったと思っています。
今後はさらにステロイド系の薬を減らしていきたいですが、二度と手術は受けたくないので、焦らずゆっくりと副鼻腔炎と向き合っていければと思います。

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