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確率論によるアイディアづくり用ノートの作り方


【確率論ノートの推奨基本ルール】
・文章ではなく単語で記録する
・とにかく余白を残す
・誤字消さない
・手を止めない
・どうしても短い文章で書きたい時にも、断定せずに余地を含む表現でメモする
・矢印や下線などで意味範囲を指定しない
・後から読める字で書く
・別日に書き足す時は別の色がおすすめ

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あなたはもしかしたらノートを記録する際に 数学のどの分野をベースにするのかを考えずにいるのかもしれない。これはとてももったいないことだし、あなたに合わないような考え方を採用している可能性がある。つまり勉強が嫌いになったり、苦手になっていくのは自分自身に合わない記録方法をし続けているからなのかもしれないのよ。

おそらく日本人の多くが採用しているノートの書き方は最適化問題(数理計画問題)の考え方に近いものをベースにしていると思う。もちろんこれがあなたの記録の狙いなのであればぜひこのまま続けていただきたい。ご存知のようにこの記録方法は初期値からの局所的最適解に惑わされることなく大域的最適解を目指していくのにはうってつけ。

最適化問題(数理計画問題)による記録方法の解説はまた別の機会に詳しく書くことにし、今回は確率論による記録方法を提案してみようと思う。

といってもこんなに数学の専門用語ばかり並べられたって疲れてしまうと思うので、まずはこちらのウェブアプリを遊んでみてほしい。これは確率論のマルコフ連鎖という理論をもとに作られた文章自動生成アプリ。あなたのTwitter投稿を学習し、まるであなたが発言したかのような文章を作ってくれる。何度もバズったこともあるし遊んだことある人もいるかな。

https://tweetgen.cordx.net/

このアプリのベースになっている理論をざっくりと解説している動画を紹介しておきますね。

https://youtu.be/O3gcOOHO8fg

さてと、ではではこれらをヒントに私が試作しこれまで何人もの友人達に喜んでもらえた確率論によるアイディアづくり用ノートの作り方を紹介していきますね。ちなみにこのノートの作り方を私から教わった友人達にすら、実は私が数学をもとにこの記録方法を考えていたことは今日まで内緒にしています。だってただですら慣れないことをさせられてたくさんしんどい思いをしているのに、「実はこれは数学でね~」だなんて私にニヤニヤされてもしんどいでしょ。

【確率論ノートの推奨基本ルール】
・文章ではなく単語で記録する
・とにかく余白を残す
・誤字消さない
・手を止めない
・どうしても短い文章で書きたい時にも、断定せずに余地を含む表現でメモする
・矢印や下線などで意味範囲を指定しない
・後から読める字で書く
・別日に書き足す時は別の色がおすすめ

ここまで読んでみて、『マインドマップ』を思い出してくれた方いますかね。似てるけどいくつか違う推奨ルールがありますよね。それこそが大事なポイントなので知ってると思わずに試してみて。

『マインドマップ』との大きな違いについては未知についての考え方です。これはあくまで私の考えですが、少なくても未知には6種類はあると思っています。

①未知の中の未知
②既知の中の未知
③未知の中の既知
④①~③以外の未知
⑤①~④では認識すらできず言葉にできない何か
⑥未知なはずなのにも関わらず現在の自分がどうしてだか思い出せるアレ

これらにすら丁寧に向き合い記録していくためには、断定しすぎずに余地を残し、前後にあらゆる可能性を接続しやすい形で記録していくことが推奨されます。

『確率論によるアイディアづくりノート』の基礎理論編はここまでにしますね。需要があればさらに詳しく解説します。

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