野宮 直喜

エッセイスト|ブランディング・コンサルタント 「ほんとのブランディングとは、自分で自分を好きなること。」
固定されたノート

ソーシャルグッドを欲望する若者たち

若者はいつでも何かを強く欲望するものだ。こういうことを言うともう僕は若者ではないみたいだが――いや。たぶん若者時代は終わったのかもしれない。

そんな前提に立つことから今回の考察を始めたいと思う。ちなみにいま僕はこの文章を東京に向かう新幹線のなかで書いている。右斜めまえに座っている男は静岡で降りるつもりだったようだが、この新幹線は静岡では止まらない。そんな車掌と乗客との会話の近くでこれを書いている

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内なる鏡とブランディング

ブランディングというのは「自分のなかで結晶化している、外界にどうしても言いたいことをみつけることだ」そう私は考えています。

さて。ではどのようにして、ほんとの意味でのブランディングをすればいいのでしょう。

「ローマは一日にしてならず」。そんな諺がありますが、恐らくほんとうのブランディングをするのも長い年月がかかるでしょう。

結論から申し上げますと、ほんとのブランディングには、内なる鏡を磨く工

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そろそろ、ほんとうのブランディングの話をしよう。

自己発信をする人に、今日は朗報があります。とはいえ、この話は僕が発見した話ではありません。MBさんの話を僕は読んだだけです。

この投稿のなかで彼は言います。私は7年間ずっと同じことしか言っていません、と。

実際彼は7年間「ドレスとカジュアルは7:3がいい」という1つのことだけを言っているというのです。
そんなバカな。7年間ずっと同じことを言うなんて。そんな風に一瞬思いました――が、ここである1

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僕の喜びは君のひとぽちと結びついている。これほんとの話。
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自分のモノサシがつくる未来

会社という共同体にいると、その共同体は目に見えぬモノサシを宛がってくる。彼らは自分が正義の味方であると信じているようだ。気づくと僕の席の隣に立っていて、「このモノサシを手に取ってください」という感じで、小学生のときに使っていたあの木製のあいつを渡してくる。

僕はいい大人なので、自分のモノサシを持っている。物事は自分で判断できる。たくさんの文章を読んできた、たくさんの映画を見てきた、たくさんの音楽

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藤原さくらとキセルと音楽の夜

藤原さくらが好きだ。僕の藤原さくら愛がどの程度かと言えば、同じライブ映像を日曜日の夜に隔週で見るくらいには好きだ。つまり相当に好きであり、ラブであり、メロメロであり、尊敬なのだ。

そんなわけで、初めて彼女のライブに行った。ツーマン。名古屋クアトロはパルコのうえの方にあり(8階かな)、会場に入るとすでに多くのひとがいた。

僕が入るとすぐに音楽が鳴り、ステージにはさくらさんが現れた。そして1時間が

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僕が滑っているスケートリンクはどこにも存在しない

昔から生きるのがつらい。気づいたときにはつらかった。だからいまもそれはつづいている。個人的にはよくやっていると思っている。適度にアウトプットして、適度にインプットして。適度に運動をして、適度に好きな場所へ行って。

みんなが普通にやってることができない。みんなが普通に生きて、普通に食事に行って、普通に旅行に行って、普通に結婚式とかして、普通の家庭を作ることが、僕には非常に困難に思える。僕は文章を書

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