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20年めに気づいた!? 眉の奥深さを知った美眉講座(眉の描き方ポイントつき)

近頃、メイクの中でも、眉が注目されているそう。(こんなこと言うの今さら?(笑))
ご察しの通り、コロナ禍で、顔の半分近くがマスクに隠れている中、露出しているのが髪と眉と目。主にこの3つが目立ち、この3つで自分を表現しないといけなくなりました。
私も30代後半になって、眉の大切さにやっと気づき始めたところです。
垢ぬけた眉などと最近聞くこともありますが、
眉によって、雰囲気やイメージが大きく変わると思います。
眉毛がきれいだと、おしゃれ感や美人度が上がるくらい、重要なパーツな気がしてきました。
コスメ業界も、外出規制とマスク生活の当初は、コスメの売り上げががた落ちしていました。ドラックストアでさえ、その売り上げ減少の影響を受けていました。
ですが、化粧品会社も、眉マスカラや眉コンシーラーなど多種のアイテムを出してきています。昔、見かけなかった眉コスメグッズも増えた気がします。
それほど、眉の重要度が増しているイメージを受けます。

ということは、わかっているのですが、なかなか自分の眉毛の化粧は、長年自信がありませんでした。
昔から、めちゃくちゃ化粧に興味があるわけでもなく、なんとなく、やってきた感じです。
安室ちゃん眉の余韻が残る頃に学生時代だった私。
しっかりめの自眉毛を、抜いたりして、まろ眉になったりしていました。
そこを、資生堂のペンシルで描き足していたような記憶があります。

社会人になって、コスメを買いあさっても、使い方をしっかり身につけることなく、なんとなく眉は「眉毛のアーチに沿って描く」ものだと思ってやっていましたいました。

だから20年以上自己流でやってきた眉。
雑誌などで、バランスや描き方を見かけるのですが、どうも再現性がなく、活かせず、今回、始めて「美眉講座」に参加してみました。

資生堂の販売員さんが、地方のコミュニティなどでやってくれるワンコインの講座でした。

参加者は、眉毛をいじったことがない方から、もうすでに完璧じゃん!と思うくらいきれいにされている方まで幅広く、興味深かったです。
年齢層も30代から60代までいらっしゃいました。
眉に悩みや、よくしたいと思っている人は、幅広く、ただの美意識高い人だけではないと感じました。(そもそも自分も美意識が低い方)

そして、今回の美眉講座を受けて、気づいたのが、
私、20年以上、眉の化粧の仕方を間違っていたわ。というか、
我流すぎて、眉が迷子になっていたわ。と衝撃を受けました。

まずは、美眉のポイントとして、私が思った

主なポイント3つは

  • 眉山と眉尻のポイントを定めて目標点を決める

  • 描くときの基本は、「眉毛の毛の流れに沿って」「眉毛のように短く」「毛のないところを埋めていく」ように描く

  • 長さや幅などバランスが悪いと、目が小さく見えたり、老けたり、顔が大きく見える

と自分なりにまとめました。

では、眉を仕上げていく工程順にみていきましょう。

1.まずは眉にファンデをぬる!

このテクニック、私は初耳で驚きでした。今回私の上達の道のひとつでした。
眉のラインやパウダーは、そもそも、肌にのりにくいもの。さらに油分などがあると、ますますつきにくい。そこへ、まずは、ファンデーションを塗ることで、自然にとても色がつきやすくなりました。

塗り方は、一方通行ではなく、
1.毛並みに対して反対から
2.毛並みに沿って
と左右から塗るとより毛元までつきます。

ファンデ塗る方向


パウダーファンデーション以外で、リキッドファンデを使っている場合は、おしろいなどでもよいそうです。
これによって、眉のペンシルやパウダーがのりやすくなりました。

2.眉山に印をつける

眉山の頂上を決めます。
場所は、眉頭より少し上の高さで、白目の終わりの真上です。
アイブロウペンシルなどで点をうっておきます。

眉山位置

3.眉尻に印をつける

高さは、眉頭と水平の位置。
そして、鼻と目尻の延長線と交わる地点に印をつけます。

眉尻位置

4.眉山と眉尻の点をつなぐ

眉山から毛の流れに沿って描きます
このときも、眉毛のように短い線を、眉山から眉尻にかけてそこに生えている毛と同じ向きで描き足していきます。

眉山から眉尻にかけてつなぐ

5.眉山に向かって眉山手前からうめていく

先ほどのように、短い毛を描いていく感じで、薄い部分や、毛がないところをうめていきます。
この時も、眉毛の生えている向きに沿って描くことで、自然にみえます。
今までただ、一方通行で描いていたけど、意外と眉毛の生えている向きは下向きや横流れなど場所により異なっています。

眉山手前から眉頭にかけて描き足す

6.眉頭は毛に沿って上から下に描く

毛が上から下に生えています。
沿ってやさしくかきます。 

眉頭は毛の流れに注意

7.パウダーで全体をのばす

描いたふちなどを自然になじませるようにパウダーで描きます

8.眉マスカラでよりナチュラルに

私の場合は、自眉毛が濃いしっかりめです。なので、少しクリアが入った眉マスカラを使うことで、より自然になります。
眉マスカラの塗り方は、少しマスカラの口で液を落とした後、まずは、毛と反対からつけます。その後、毛の流れでつけます。
それにより、眉毛の根元までしっかりつきます。夕方になって、眉毛が下がってきたときに、毛元についていないと、不自然になるということも防ぎます。

眉マスカラを塗る方向

他にも、人により、眉毛をブラシでならしたり、使うアイテムが違ってくると思いますが、私の日常メイクではこんな感じです。

使ったメイクアイテム

参考に、講座内で使用したアイテムです。
1.アイブロウ
マキアージュ ダブルブロークリエーター アイブロウペンシル
硬さや自然な色つきが私にはちょうどよかったです。
その場で早速買って帰りました。

ペンの芯とカートリッジは別売りです。

アイブロウの色
髪の毛に合わせ色がよいそうです。

2.パウダー
マキアージュ アイブロースタイリング
茶色だけでなく、明るい色も入ることで立体感もでるとのことでした。

3.眉マスカラ
マキアージュ アイブローカラーワックス
クリアが入ることで、私のような濃い目の眉も自然と色が抑えられきれいに仕上がりました。

注意点

印象が変わる以下2点も注意です。

・眉山のアーチの形状で印象を変える
眉山のアーチをなだらかにすると優しい印象に。
角度をつけると凛とした印象に。

柔らかい印象にしたいと、眉尻を下げると、
眉毛と目の間が狭まり、老けて見えたり、目が小さく見えるそうです。
なので、下げずに、眉山の形状で変化をつけることも大切だそうです。

・眉尻の長さ
短すぎると、頬部分が膨張して見えてしまう。
長すぎると目が小さく見えてしまう。

長さも重要です。

気づき

ここで気づきました。
私、学生時代から20年以上、間違った眉の手入れや描き方をしていたことに。
どうりで、いつもメイクが決まらないのだと。
こんな話をしたら、ダンナさんに、「一番最初ってどうやって教えてもらうの?」って聞かれました。
たしかに、雑誌とか、自己流とか、友達伝えとか、あいまいなスタートですよね化粧って。
それを見直す機会がないまま、私は30代後半になっていました。

眉ひとつとっても、私の今までの描き方だと、眉頭からなんとなくアーチ状に眉山へ。そして、眉尻へ描く。と一方通行で描いていました。
なので、どうしても眉尻らへんでわからなくなり、迷子になるというありさま。
しっかり描くとどうしても眉が主張して、不自然なメイクになったり。
また角度がありすぎて、きつい印象になったり。

ちなみに、私はこの後に、この体験で使ったアイブロウを購入しました。
色んなコスメが溢れているなか、自分になにがよいのか、私みたいにわからない人には、
その人に合った使い方からレクチャーしてくれるという物販方法は、とても効果的だと思いました。
講座内では、決して、営業的なことはありませんでした。
でも、自分で選んだ中途半端なアイテムより、使ってみて、しっくりくるものがわかると、思わず買いたくなるものです。
体験→実践→実感→購買欲につながると思います。
モノやサービスの提供方法の勉強にもなりました。

そして、数時間、自分の眉だけに注目するという、なんとも贅沢な時間を過ごすことができました。
少しだけ、自分を労り、キレイになる時間を作れたこと、自分を満たすことができたことに感謝し、ココロ豊かに穏やかになったことにも、参加した価値を感じました。


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