見出し画像

臨時保育士デビュー

先日、保育士さんや母親たちが子育てについて語り合う「edcamp保育」というイベントをやりました。
edcampとは参加者自身がテーマを出し合い、そのテーマについて自分たちで話し合い、参加者全員で作り上げる教育イベントの冠名です。今回は0〜6歳の子ども達のお世話をしている母親や保育士にご参加いただき、子供の教育について話し合いました。

本イベントを開催したきっかけは、先生シェアハウスで運営されているコミュニティーである「わいが舎ふぁみり〜」に保育士さんが加わったことがきっかけです。

彼女は保育業界をもっと良くしたいと思って、うちのコミュニティーにたどり着きました。
彼女の話では保護者からのクレームで、園庭の遊具が使えなくなったりとか、服が汚れるのが理由で泥んこ遊びを禁止されていたりとか、子供たちがのびのびとお友達と遊べない保育園が多いそうです。
そんな保育業界に危機感があり、なんとかしたいと思っていても、1人でできる事は限られています。なので、仲間を集めるためのイベントとし「edcamp保育」を開催しました。

自分の妻も6歳と0歳の子供がいる母親なので、このイベントを運営するメンバーの1人として関わっていました。
なので、私は黒子に徹することにして、イベント中は、自分の子供や参加されているママ達の子供の面倒を見る「臨時保育士さん」として参加しました。

小学1年生→1人
6歳→1人
4歳→2人
0歳→2人

総勢6名の子供たちの相手を自分1人でしようと思ったことが、保育をなめてたなと反省しています。
小学生たちは、庭でボールを蹴りたがりますが、0歳児もいるので、全員で外に出ることもできません。
結果として、外に出て、お兄ちゃん達とボールを蹴りやったり、中に戻って0歳時たちと戯れたりと行ったり来たりしながら、イベント中は忙しなく動き回っていました。

 「育ての心」とは何か。それは、自ら育とうとするもの(子ども)を育てずにはいられなくなる心である。その心によって、子どもと保育者・親とはつながることができ、子どもだけでなく保育者・親も育つことができる。子どもを信頼・尊重し、発達を実現させることもできる。この心は、職務として現れるものではなく、義務として現れるものでもない。自然なものである。
倉橋惣三『育ての心』刀江書院

倉橋惣三さんは大正時代から昭和時代にかけて活躍された日本の児童心理学者です。
この日の私は、自由に動き回る子供たちに忙殺されて「育ての心」を失っていました。

母親や保育士さん達は、日々子供たちを見守りながらも「育ての心」を失わず、子供を信頼・尊重し、発達を促していることを考えると、頭が下がります。
母親や保育士さん達の偉大さに気付けた1日でした。

参加者たちにイベントの感想を聞いていると、普段子育てについて話し合う機会があまりないそうで、多くの学びを得た1日だったそうです。今後も継続してこのイベントをやっていきたいと運営者たちも言っていました。
なので、今後も黒子として頑張りたいと思いますが次からは一緒に保育をしてくれるパパさん達も募りたいと思います。親として育てられました。 


枚方市で先生たちが住むシェアハウスを運営しています。

https://waigaya2021.wixsite.com/home


#教育とICT
#先生シェアハウス #先生  #学び #子ども #枚方 #枚方市 #小学校 #中学校 #高校 #教育
#小学校の先生
#中学校の先生

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?