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「その人のどこが好きなの?」に対する答えのひとつ

これはちょうど昨日採れたての哲学と感動である。

ちなみに本当は「21歳のリアル」みたいなタイトルで今の自分の焦りや不安や期待や理想、そんなものを詰め込んだ文章を書こうと思ったが、そんな長ったらしく誰得な文章に差し込むのが惜しいほどに昨日の哲学が私にとって鮮烈だったのでお届けしたい。

この文章は非常に主観的、尚且つ衝動的に書いているゆえ、当たり前のこともさぞ素晴らしいことのように記述するかもしれないが、それが哲学の楽しみの一つだと思って暖かい目で見ていただきたい。


人間において、

「何がその人をその人たらしめるのだろうか。」

例えば私が好きなまなちゃんの話とする。

まなちゃん実は顔もしっかり可愛くて、しっかりものでモラルがある、けどたまに猛毒を吐く。このようにまなちゃんの特徴を全て挙げきったとする。

では、その特徴、いわゆるまなちゃんの属性の束というものを全てもった人間が現れたら私はまなちゃんと同じように好きになるのだろうか?

必ずしもそうではない。

「何がその人をその人たらしめるのだろうか。」

全く同じ属性を持つ別の人を用意されたとて私がまなちゃんを愛するようにその人を愛せる自信は今のところない。

なぜなら、私にとってのまなちゃんという人間は私との相互関係で成立しているからである。出会いから今まで積み上げた時間、環境、全てが今の私にとってのまなちゃんを作り上げている。

「それはまなちゃんの本質なのか?」と言われると少し答えに迷ってしまうが、少なくとも私は、人間が属性の束だとすると、一つずつ属性をめくっていったらそこには何も残らない、存在の本質はないのかもしれないとも思う。

だからこそ、他者との関係性の中でいかに(本質がないかもしれない)自分や人間を意義づけていくか、作り上げていくか、という点に達すると思う。

これは人生においても似たようなことだと思う。

「人生に意味はない」これはりりぽん(須藤凜々花)の哲学書「人生を危険にさらせ!」で読んだ時から自分の中にすんなり入ってきた論ではあるが、確かに今私が死んだら迷惑がかかったり悲しむ人もいるかもしれない。

だけど元々私が生まれていなかったら、別にそれで何かを被る人もいない。

そもそも勝手に始められていた人生(これをハイデガーは被投性と言っていた)なんて、始まっていなくてもおかしくない。なくてもおかしくないものだったのだ。

だから、人生に意味はない。

でも今、そんなことないよ!という反論を持ったあなたはきっと人生を意義づけることができた、所謂人生謳歌ランナーとでもいうのだろうか、素敵すぎることだ。

そんな謳歌ランナーの方は、きっと他人との関係性の中で、そこに意味を作り出すことに成功していて、誰かにとっても何者かになっているはず。


話が壮大にズレたが、結局はそう、人間も元々は本質や意義なんてないのかもしれない、そこにあるのは属性の束だけかもしれない。だけどある人間がある人間と関わることで生まれる何かはどの属性にも当てはまらないオリジナルである。それこそが相手への感情や関係性を生み出す。

結論、好きなところなんて属性や特徴で捉えられない部分に依拠しているのだろう。

そしてこの哲学はまなちゃんも私もそれぞれが持ち寄った疑問と哲学でハッと導き出されたものである。この時私たちは

「これはたぶんそれぞれがいくら考えていても出なかったソリューション」

「化学融合ってこんな感じなのか」

などとこっぱずかしい話もしながら深夜2時に感動していた。

他者との対話や人間関係というのは掛け算なのである。ミラクル。

どれだけ思考や知識を蓄えようとも出ないソリューションが対話に含まれることがある、これは誰もが当たり前のように捉えるだろうが深夜2時の我々の感動を目の当たりにして「当たり前だ」と言える人は多くないだろう。知っているのと体験することは全くの別物なのだ。

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つらつらと昨日の感動を文章に起こしてみたが見直しなぞをする前に私はもう眠い。なんせ昨日は明け方まで哲学をしてしまったものだからね。だからもう文章やら構成やら、ちゃんと推敲もせずにアップする、怒らないで欲しい、すみません。

PCに向かって当初書こうとしていた「21歳のリアル」とやらの文章は21歳3ヶ月までに(3/18)書ききれるように。おそらく21歳6ヶ月の頃にはまた違うことを考えているだろう。

哲学って楽しいし、人生の全てに宿ってるんだなーって思ってもらえたら嬉しいし思ってもらえなくてもここまで読んでくれたら嬉しいです。ついでにYouTube開設したから登録してくれるとむちゃ嬉しいのでお願いします。編集遅いは禁句です、楽しいので頑張ります(だけどやっぱりモチベください〜〜〜)

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