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ワンハンドシュートを打ちたい女子を応援したい

最近ミニバスの中でワンハンドシュートに関心を持つ子が増えています。

以前の記事にもあるように僕はワンハンドシュートを推奨しています。
多くの子が関心を持つ事は、選択肢を広げる事であり良い事です。

ただ、女子がワンハンドシュートを打つことは無理だと、子供たちだけでなく保護者も思っています。
なぜ無理だと考えているのか、いくつか理由があります。

  1. 筋力がないから

  2. 女子のほとんどがボースハンドだから

  3. 中学のリングになるとシュートフォームがめちゃくちゃになるから

このような理由があって女子のワンハンドシュートは考えてない人が多いようです。

一つずつ誤解を解いていきましょう。

1.筋力がないから

これが最も多い理由です。
これは、はっきり言えます。

この認識は間違いです。

そもそもシュートは、身体の筋肉を全身で連動させて打ちます。
腕の筋力だけで打つなんてありえません。
そんなシュートを打っている時点でボースハンドであろうとアウトです。

例として、低学年の男子は高学年の女子より明らかに筋力は無いはず。それなのに男子は、ワンハンドで遠くから届きます。
という事は、高学年の女子も届かないわけがありません。

誰が言い出したかは分かりませんが、筋力がないから無理だと言う事は嘘です。

2.女子のほとんどがボースハンドだから

これもボースハンドである多い理由です。

周りがボースハンドで打つので、そのシュートをしなければいけないと思い込んでますし、コーチ達もそれが普通と思っています。

それと始めたばかりの子達は、同調圧力が強いのでワンハンドシュートしてると「違うよ」と指摘されてしまいます。

実際僕の娘がそうでした。
まあ僕の場合は「この子にはワンハンドシュートさせるから気にしないで」と周りの子に伝えました。

3.中学のリングになるとシュートフォームがめちゃくちゃになるから

中学生から大人と一緒のリングでバスケットをします。

その際、筋力が弱い女子がワンハンドシュートを打つと、シュートフォームがバラバラになって入らなくなると思っているようです。

この問題は①で言った通りで、筋力は関係なく身体の連動性でシュートを打つので、問題ありません。

まとめ

間違った認識をしてしまっている保護者は、非常に多いように思えました。
特にシュートは腕の筋力と思い込んでいる方が多かったです。

もし、自分の娘がワンハンドシュートを打ちたいと言っていたら、是非応援してあげて欲しいです。

ただ、あくまでワンハンドを推奨しているだけで、ボースハンドを否定するつもりは全くありません。

子供達に選択肢を与えて欲しいという思いです。

これからも、正しい知識を僕自身も身に付けて、それを保護者と子供たちに伝えていきたいと思います。


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