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再録・・運命の車輪・水底への運命の歯車

オリジナル小説の再録です(汗)

二人の魔物たちが 港で立ち話をしている者達を見ていた。
一人の修道士に・・それから

「人の良い修道僧さま ああ、優しすぎるから・・」シオン
「そうね、シオンちゃん ふふっ お気の毒な事」サラ

「悲運の運命の車輪の音がするよ
水底深くに 鎖で繋がれて、引きずり込まれる」シオン 
未来視、未来視をしながらシオン、彼の瞳が金色に異様に輝いている。

今度はサラが過去視する 修道僧の過去の出来事を視ている。
「愛した最愛の恋人・・引き裂かれた初恋、死んでしまった恋人も呼んでるから」
「黄泉の底で待っているから」サラが呟く

彼によく似た面立ちの綺麗な少女
サラの瞳が赤く煌めいて深紅、血の色に輝いた。

二人は修道僧の過去と未来の時間の出来事を視ていた。

一人の修道僧 以前、マルタ騎士団に一時在籍していたが
今は別の教会にその席を置いていた その彼は・・。

「ご無沙汰しております リラダン総長」
「やあ、久しぶりだ 元気そうで何よりだ リヒター君」

リラダン総長は偶然、マルタ島の港で再会した
修道僧リヒター・エルムスと嬉しそうに会話を交わす。


※絵はランダムです (描きました🌸

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