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結婚しないと決めた私の生き方

30代前半で婚活して、そして結婚しないと決めました。
それから早5年以上。40歳過ぎて独身でも楽しく生きています。
SNSを見ていると、結婚しないことで不安を感じている女性が多いなと感じています。そんな中、こんな人もいるよと紹介をすることで、不安解消の一助になれば良いなーと思ってこの記事を書きました。

婚活を頑張った30代前半

周囲の外圧に押される形で始めた婚活。いやー、ホント色々やりました。

結婚相談所、マッチングアプリ、婚活パーティー、NPO団体が主催するマッチングシステム、婚活コンサル…。

今振り返って見てみると、当時は時間もお金もかけて、それなりに頑張っていたなーと感慨深いです。
多分、一番人生に迷走していた時期です…。

でも、ある時ふと我に返ったんですね。
自分は結婚に向いていないし、そもそも結婚への情熱が全くない。親のため、周囲に色々言われるからと言う動機だけで、結婚を目指していたことに、ようやくここで気が付きました。
自分が結婚に望んでいるものが、一人でも叶えることができるものばかりだなと思ったのです。

そして、私は恋愛感情を持たない人だとこの頃にようやく自覚しました、と言うより「そういう人がいる」と言うことを知りました(知るって大事)。恋愛ごとに本当に興味が持てなかったのはそうだったのか、とストンと腹落ちできて、うれしかった記憶があります(なぜみんながあんなに恋愛ごとに色々と左右されるのかが全く理解できなかった…)
婚活も、世間の目や親の意思に流されるまま時間とお金をかけていただけで、自分の心は全然結婚したいと思っていなかったと言うことを認識することができました。
私の場合、一人でいることに寂しさを感じないタイプ、かつ子供が欲しいと言う願望がなかったことも、辞める決意ができた大きな要因だったと思います。

ある意味、全力で婚活に取り組んで色々悩んだ結果、「私は結婚したくない。このまま独身でいよう」と言う結論にたどり着けたことは収穫でした。この数年の婚活が無駄ではなかった…と思いたい。笑。

婚活を辞めた後、何をしたか

結婚をしないと決意した後、15年近く務めた会社を辞めるべく、転職活動しました。
今後のことを考えたとき、ちゃんと未来を考えて、自分が面白いと思える仕事をしたいと思ったのです。

30代後半独身女、転職経験なしでも意外と希望の会社に転職できるもんですね。しかも第一志望の外資系企業は、一回面接に落ちたのに、人事の方が違うチームを紹介してくれてもう一度受けたら受かったと言う、奇跡付き。(チームごとに採用を決める会社だったので、ラッキーでした)

新しい会社ではこれまでにない仕事をができて、充実した仕事ができました。
転職後の会社のことは大好きで、辞めるつもりは全然なかったのですが、ひょんなことから縁があって、現在はベンチャー企業で新しいことに挑戦しています。

婚活を辞めて分かったこと

私自身が婚活を辞めてみて良かったなと思えたことです。(あくまで私の主観です)

自由な時間、お金が増えた
結婚のことを全く考えなくなったので、頭がそのことに割かれる時間がなくなり、他のことに投資できる時間とお金が増えました。気持ち的にも余裕ができました。

◆婚活中に感じていた不安がなくなった
婚活しているときは、結婚できないことに不安をずっと感じていたのですが、しないと決めた途端、不安だった気持ちがなくなりました。ある意味、自分の思い込みで自分自身を追い詰めていただけだったんです。

◆意外と周りから何も言われない
結婚しないと決めて周りに伝えておくと、意外と何も言われなくなります。親も何も言わなくなりました(40歳を超えたのもある)。周囲に関しては都心のベンチャー勤務と言うこともあるかもしれません。独身仲間も多いですし、独身であること自体が珍しくないという面もあるのかな、と。都心で生活しているメリットですね。

◆自分自身の未来をしっかり考えるようになった
一人で生きていくと決めてたので、しっかり自身の将来を考えるようになりました。そのおかげで、面白い仕事や新しいことにチャレンジできるようになったと思います。

結婚に縛られない

こんな感じで前を向きながら、危機感を持ちつつも楽観的に生きています。

なぜ世間の人は結婚しているか、していないかのステータスに拘り続けるのか、理由は未だに分からないのですが、他人の評価や考えに左右されず、自分自身に軸を持つことが大切なのではないかと。
どんな環境であろうと、人生楽しもうと思ったもん勝ちです。

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