楽走記 出たPBさいたまマラソン
こんにちは、のっぽです😄
12日に行われた、さいたまマラソン、PBを達成しました。
PBで走り切った53歳の心模様を整理します。
感謝
まずは、これです。
✔️大会を開催していただきました関係者の皆様
✔️受け入れてくださった地域の皆様
✔️現地でサポートしてくれたスタッフボランティアの皆様
✔️声援をくださった沿道の皆様
本当にありがとうございました。
特に盛り上がりまくりの給水給食スタッフのみなさんの声にとても励まされました。
ホントありがとうございます🙇♂️
今回の目標
PBを出したいという欲望はいつも持ってますが、そのための具体的な目標として、3つ設定しました
①トイレは一度だけ、かつなるべく後半に行く
②前半はキロ6:40をキープする
③止まらない歩かない(給水トイレ除く)
どれも前回の湘南国際マラソンの振り返りから設定した目標です。
前回トイレに前半で2度行ってしまいました。
その時のロスタイムは合計10分、しかもテンポよく走れる前半での10分は痛いなぁ〜と。
せめて、トイレは一回、しかも後半であれば足休めにもなる。
そんな事を考えていました。
タイムについては前回よりも、10秒速めてみました。そして前回初めて達成した止まらない歩かない。
ペース速めつつ止まらない歩かないは、自分にとってはチャレンジ目標でした。
スタート前
スタートはFブロック。
先頭スタートから19分も待たされる事に。
待つ間は、スーパーアリーナの影で陽も当たらず、めちゃくちゃ身体が冷えました。
しかし、しかし、、、、
スタート前の待機列沿いに、たくさん仮設トイレを並べててくれました。
これは本当にありがたかった。
それほどしたいわけではないですが、ガッツリ2回行きました。
これが結果的にトイレ目標をクリアする事につながりました。
待機列沿いの仮設トイレ、これ他の大会でも設置して欲しいです🚻
現状打破
キロ6:30〜6:49のペースで走り続けた最初の5km。
何やら声を掛けながら誰かが追っかけて来ました。
沿道で走って応援してくれているのかな?
なんて思っていると、
すいません、呼び捨てで笑
ゲストランナーって、いつも見つけられないのでテンション上がりました‼️
第一関門
ペースを守りながら走ると、最初の関門が。
通過する第一関門の制限時間見てビックリ‼️
な、な、なんと、6分位しか余裕がありませんでした。
もちろん、目標のペースで走っていけば、制限時間との差は広がっていくけど、さすがにビックリしました。
顔ちっさ
駒場競技場手前を走っていると、楽しそうに会話しながら走るランナーが迫って来ました。
今度は誰だ?と思い振り返ると、これまたゲストランナーの福島和可菜さんでした👀
僕の半分くらいでしょうか?
ちょっとビックリ‼️
そして、カッコいいですよね〜
見惚れてる間に距離は広がるばかりでした笑笑
ひたすら東へ
駒場運動公園を左に曲がると、浦和美園までひたすら東に向かってまっすぐ走ります。
とても、単調になりがちなコースですが、陸橋だけでなく小刻みなアップダウンがあり、単調にならずにすみました。
そして、試走のおかげで、「いつまで続くの〜」みたいな思いも浮かんでこなかったので、ペースキープに集中できました。
結果的に20kmまでは、スマホをチラチラ見ながらペースを整えたこともあり、キロ6:38で走り切れて目標はクリアです。
ここからが勝負
越谷の折り返しに向かって走り出す20km以降でしたが、それほど頑張る感がなくてもペースを維持して走れました。
足もしっかり回っていたので、この感覚に委ねてタイムを気にせず行けるところまで行こう。
そんな気持ちに切り替えました。
不思議ですね。
20〜30kmは感覚的にあっという間でした。
突然出て来た計測ポイントにびっくりしたくらい。
よく聞くランナーズハイのような、気持ち良いという感覚はなかったですが、すごく集中してはしってました。
確認してみると、30km地点でもキロ6:40を下回っていました。
トイレと給水
そして、気づけばトイレも給水もしてませんでした。
バナナとマシュマロは食べましたが🍌
そして、さすがに30kmを超えると疲れも感じ、休みたいという悪魔の囁きが聞こえてきました。
もうひと頑張りして、キロ6:40維持にチャレンジするか、それともすこしペースを落とすか迷いました。
結論はペースを落とす、キロ6:40にこだわらないことに決めて、早速給水を取る事にしました。
そして、それほど尿意はなかったですが、トイレにも行く事に。
しかし、30km過ぎにしては長めの列が出来たトイレに当たってしまいました。
ペースダウンは正解だった
トイレなり給水を取るとこで、走り出せなくなる事がちょっと怖かったです。
実際11月のぐんまマラソンでは30km過ぎの給水を取るために緩めた後、走り出せなくなり長い距離を歩く事になりました。
しかし今回はすぐに走り出す事が出来ました。
これすぐに走り出せたのは、給水スタッフの皆さんのおかけです。
とにかく、自分だけでなく全てのランナーを盛り上げてくれました。
温かくて元気がもらえる応援、本当にすごかったです。ありがとう‼️
その応援のおかげで、ペースは落ちたけど走れました。
7分台と8分台を繰り返しながら、みんなから見たら遅いけど、それでもゆっくりと走り続ける事が出来ました。
ラスボス新浦和橋
試走でも走った、37kmあたりの新浦和橋。
一番きついところでの陸橋は、まさにラスボス。ここは歩くかな?と思ってました。
しかし、ここでも足は止まりませんでした。
ちょっとこれはビックリ‼️
俺すごいって思いました。
ラストスパート
ラスボス新浦和橋を終えたら後は淡々と。。。
スパートとは行かず、ひたすら歩かないという目標だけを心に走ってました。
北浦和を過ぎてふとスマホを見ると、まさかの4時間30分位。
何度見てもまさか(自分としては)すごいタイム。
ヘロヘロの脳みそで計算すると、さすがに5時間は切れないけどかなり良いタイムでゴール出来そう。
そんなグッドニュースにもペースは上がらず、とにかくロスを減らすことだけを考えて足を運び続けました。
40km辺りで、なにか自分に近づいてくる素敵な女性が話しかけてくれました、
そう、メディカルスタッフの方でした。
どんだけヤバそうに走ってたのかなぁ。。。笑笑
優しくして欲しかったですが、大丈夫と伝えて足を運び続けました。
痺れたゴール
後は、とにかく止まらずゴールに向かって足を運ぶだけ。
そんな自分に最後の最後で試練が待ってました。
残り1kmで、腕にしびれを感じ始めたのです。今までそんな事、マラソンでも普段でも味わった事がなく、ちょっとビビりました。
さすがに止まろうかと思うくらい。
そんな声にメチャクチャ背中押してもらいました。
既に5時間は超えてたけど、明らかに自己新記録になるタイム。
少しでも速くと思い足を運び続けました。
ゴールのさいたまスーパーアリーナの入口をくぐると、なんとレッドカーペットが敷かれていました。
そして、その先に見えるゴールゲート。
なんとかゴールまで走り続ける事が出来ました。
念願のPB
スマホのアプリを止めようとタイムを見ると、
5時間0分台は、明らかに自己新記録。
やったぁーーー、と喜ぶ余力はありませんでした。
けど、メダルをかけてもらった時は、ちょっと感動の涙が。。。。
参加賞のメダルですが、僕にとっては金メダルです🥇
嬉しい
5時間台って、全然後ろの方でたいしたタイムじゃないけど、本当に嬉しい結果になりました。
実は、さいたまマラソンが今シーズン最後のフルマラソン。
良い結果で終われてよかったです。
スタッフ、関係者、ボランティア、そして沿道のみなさん本当にありがとうございました‼️
書籍購入にサポートは充てさせていただきます。