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葛藤と混乱と魔法が解けて

ママがここのところ少し落ち着いていて
それを私が望むか、と考えた。




いつもなら、うるさい!と言っても話し続け、テレビに向かって大声で話し、腿を2回ずつ手で叩く。




拍手をしたり、色々な物を触っては場所を変え、大声で叫んだりする。




この3日食欲が落ち、
寝床から動かず、リビングに来ては夜通しテレビを見てたようで起きてきた私を慌てさせる。




ママらしくない

それはママがママである
レーゾンディーテル『存在理由』を
無くしているのではないか。


そしてそれを望むのは
私の身勝手なだけではないか。。。



恐れずに言ってみれば、散々、それはもう散々ママは私に頼りきりパラサイトの典型というか、依存されているというか、と支援センターからも、認定委員からも指摘を受けた。


そんなことは昔から親戚からも
100万回は言われてる。
そして親に依存される程に成長したこと自分を、自分の存在理由として冠をかぶるような気すらしていた。


でも、
かかっていた魔法は解けたのだ。
こうするものと躾られた世の中の普通はママのただの思い込みと偏見だった。


魔法は解け馬車はカボチャに戻り、我に返った私と魔法ではなく現実を失ったママは壊れてみえた。




不思議なことにおかしくなったことに悲しみより、苛立ちを感じ手が掛かることに疲れを感じ始めていた。




起こさなきゃいけない。
ご飯をあげないといけない。
薬を飲ませないといかない。
トイレの心配をしなくてはいけない。
運動に連れて行かなくては、でもその前に予約入れなきゃいけない。
病院に連れて行かなきゃいけない。
保険や書類関係見なきゃいけない。
近所からの報告。。
警察からの連絡。。。。




1日家に居る人の生活の世話を、
フルタイムで働いている私がする。

なんで私がやらなきゃいけないの!という気持ちが破裂した。
何度も。何度も。何度も。



では、
このまま、ママが大人しくしていたら
それは私の幸せに一部になるのだろうか?



今も許されない発言や行動を償えないまでも、何か代替になることをママがしたら
それを受け取れば、気持ちの拒否はほぐれるのだろうか?



ママが大人しくいることは私の楽に繋がるのに、それはきっとママらしくない人生の消費。



混乱が起きて、もう3年。
葛藤を感じて2年。
魔法が解けて4年。。。



答えなんて出ないのに、それでも考えあぐねている。



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