見出し画像

無駄なタイムトラベルもある〜バック・トゥ・ザ・フューチャーとドラゴンボール〜

ここでのタイムトラベルはメジャーな物語上の現象を題材に書きました。科学的、SF高尚的に厳密なものではありません。

物語のタイムトラベルには大きく2種類ある。一つは単一の時間軸上で行われるタイムトラベル。
主人公が過去に戻って起こした行動によって未来が変わるというもの。
もう一つは時間軸が増えるタイムトラベル。

主人公が過去に戻って行動を起こすと、そこで分岐点ができて新しい未来が生まれる。
新しい未来が生まれても、主人公が元々いた未来はそのまま継続されるというもの。
後者のタイムトラベルでは、過去にタイムトラベルをするたびに新しい未来が増えていくということになる。

前者、単一の時間軸上で行われるタイムトラベルの代表はバック・トゥ・ザ・フューチャー。
主人公マーティーは何度タイムトラベルをして過去を変えても時間軸は一本のまま。
だから過去を修正することでハッピーエンドになるストーリーが作れる。

後者、時間軸が増えていくタイムトラベルの代表はドラゴンボールのセル編。
トランクスが過去に戻って行動しても、もともとトランクスがいた悲劇が起こる未来は変わらない。
だけれども、トランクスのタイムトラベルによって分岐して誕生した新しい未来では、その悲劇は回避される。

僕は後者のタイムトラベルの設定にどうも乗れない。
なぜなら、主人公のタイムトラベル、行動が無駄に感じるからだ。
いくらがんばったって新しい別の時間軸ができて、別の未来ができるだけ。

自分が来た時間軸の未来は変わらない。そんなの無駄じゃないかと思ってしまう。
タイムトラベルの捉え方にはもう一つわかりやすい例がる。
次回はもう一つのタイムトラベルの捉え方を書きます。

僕が信じているタイムトラベルとは。題材はSF映画インターステラーです。

スキ「♡」をありがとうございます! 「サポート」はささやかな幸せに使わせてもらいます♪