コミュニケーション1

僕はマジックパパになることに決めた

アンケート満足度が満点だった。それだけじゃない。その連続講座をやった2週間、僕は日曜日が待ち遠しかった。大東市での2週連続の子育て講座。テーマはぼくが8年間取り組んできた「マジックを使った子どもとのコミュニケーション」だ。1週目は幼児とその父親が対象。目的は親子に仲良くなってもらうこと。乳幼児との遊び方を紹介しながら、子どもが親を好きになるタネ明かしをした。2週目は小学生とその父親が対象。目的はマジックを通してコミュニケーションを学ぶこと。親子の基本的なマジックをレクチャーしたあとに、親子でマジック道具を作ってもらった。

この「パジック!」講座。これをもっとやりたい。僕はこれまで保育園、小学校、そして地域でいろいろと出し物をしてきた。マジックショー、バルーンアート、絵本劇など。主夫業をメインとしていた自分にとって、地域に活躍の場があることは救いだった。きっかけは保育園の保護者会。夏祭りの出し物を決める会議で「マジックができます」と手を挙げたのがきっかけだ。おかげさまでそれから小学校区のいろいろなところに呼んでもらって、いろいろな出し物をした。子どもだけじゃない。高齢者の施設にも行った。自分の出し物で人が喜んでくれることが好きだった。

その経験は長女が小学校に上がった年に始めたNPOの活動でも役に立った。NPOで僕のマジックは単なる出し物ではなく、マジックのやり方を通して親子関係を伝える講座に進化した。2年前、人から保育園の園長の仕事を紹介してもらい、13年ぶりにフルタイムの仕事についた。ボランティアやNPO活動の件数は激減した。当たり前だけど自分自身に余裕がなくなったのだ。それは正直ストレスだった。もっと活動をしたい!そんな中たまにする活動はとっても楽しくやりがいがあった。

12月のめっちゃ忙しい時期に、NPOを通して大東市から2週連続の「パジック!講座」の依頼をいただいた。これを2本とも受けたら12月の土日が全部つぶれてしまう、という状況だった。でも迷いなく受けた。自分の「パジック!」は絶対人の役に立つという自信と、笑顔の親子を増やしたいという思いがあったからだ。それが満点のアンケート結果につながり、僕の満足度も満点になった。自分の経験を活かして笑顔の親子を増やしたい。そして自分のような便利な大人を地域に増やしたい。だから、マジックパパはじめます。

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