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「AIで経営」。

【AI経営ができる業種?】
業種によると思うんだが、100年以上続いている業種では経営には結構、定型化ができているから、事業の止めどきも明確にわかるものだ。そういう経営であれば、経営はAIがやった方がいいかもしれない。

【前例が無い事業での経営の定型化は難しい】
一方で、全く前例がない業種では、あまりにパラメーターが多すぎるのと、その動きが常にあり、それが定型化しない上にこれがまた不規則に動くので、AIにこのパラメーターを理解させるまでに時間がかかり、そのうちに次の場面に移ったり、AIで回答を得るまでに会社がなくなったりするから、結局は試行錯誤やカンに頼るしかない、という経営もあるんだな。

【AIのインプットはまだ少ない】
AIは現代においては、人間と同じ感覚器官のインプットの仕組みを持たないので、人間が感覚器で得た情報をAIが理解できるテキストにする必要があって、そこで時間も取られる。ってことがあるから、次世代か次次世代には、感覚器の代わりになるセンサーデータを徹底的にAIに食わせる、ということが必要になるんですよね。

【宿泊業だって、こういうことが】
高度な人工知能で経営していた宿があるとして、そこが落雷で火事になって、なんてのはAIは想定できないわけですね。そういう事象をとらえる感覚器センサーや、気象センサーもまだない。あったとしても、標準的なフォーマットでAIに入れられる形式にはなっていない。

あるいは、その宿で客のタバコで火事。最初は従業員が「なにか焦げ臭い」から始まるだろうね。それが従業員の噂になり、それが経営者の耳に届く。で....みたいな流れが一瞬でAIに伝わって、経営危機まで想定するくらいにAIとセンサーの仕組みがなれるかどうか?ってことだな。

ぼくらはやり始めてるけど。
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 ※手前味噌の宣伝です。

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