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一体化と一体感の違い。

今のビジネスシーンでは
「顧客との一体感」をつくることが、
重要だと考える。

【顧客との一体感】とは?

「提供者と顧客の相互に信頼感があり、
両方が目指す 方向にむかってある思いを
共有し、一丸となっている状態」と定義する。

その中でよく間違うのが

一体感と一体化である。

一体感と一体化は違うのである。

一体感は必要であるが
一体化する必要はない。

一体化はその人と
1つになること
同質的になることです。


そもそも人間と人間の一体化
なんてありえない。

それを一体化しようとすると
おかしな話になってくる。

例えば恋愛関係でもそうだ。
一体化して
自分の当たり前の基準を
相手に求めようとするから
腹が立つし、関係が壊れる。
人によって見えてる景色は違うし
考えも違う。だからその人と
まったく同じ考え、思考、価値観を
もつように一体化する必要はない。

しかし、それを踏まえた上で
同じ景色を見ようとすることは大切だ。


多様性という言葉のもと、
世の中には色んな人がいて、
色んな考え方の人がいる。
みんなそれぞれ違っているけれど、
それは個性であっていずれも
尊重されるべきもの。
みんな違ってみんな良い。
みんなありのままの姿で生きて
いける社会が良い考えであるが、

多様性の名の元に、
マイノリティな個性を、
尊重する、認める、受け入れる
てあげることは重要で、
そのある部分の思いを共有
共感してあげることは一体化では
なく一体感を生み出す。

一体化は同質的にすべて
同じにしようとすることで

一体感は相手を尊重、認め、受け入れ
共感、共有のもと、こちらの
考えも提案していき、同じ方向を
向けるのが一体感だと思う。


顧客と一体感をつくり
商品、サービスの価値を育て
よりお役に立てるようにと
考えた、24歳でした。