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見えない心、見えない命
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十日に一度(二十日ぶり)

十日に一度(二十日ぶり)

八月の二十八日はお休みで

十日に一度の神様詣では

九月八日になる 

約二十日ぶり

台風が直撃して

朝からジャンジャン雨が降る

電車も止まって行けません

それでもなぜか
行ける気がする

午後からの親様のお話しに
間に合うように

止まっていた電車も動き出す

ダメならば戻って来ればいい

そう思っても欲が出て
どうしても行き着きたい
お話しを聞きたい気持ちが募ってくる

欲をもっては

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篠笛

篠笛

厳しい暑さの中

すずさんに誘われて
「篠笛と一中節 夏の会」に行ってきました

すずさんは篠笛のお名取さん

すずさんたちお名取さんの出番は午後

わたしは午後の部の始まりを目指して
会場へ向かいます

名前を書いて
会費を払い
会場に入りました

舞台には金屏風
一番後ろの席に座ると
すずさんが寄って来て
「はい、これあげる」
なんだろう?
(すずめのなみだ)と書いてあります
手拭いかな?

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仏陀の教え

仏陀の教え

人は必ずあの世に還り

死を経験するという

生まれることは死ぬことで

出会うことは別れること

いつかあの世に還るから

肉体に永遠はない

お話しを聞いて悟り取る

永遠は真理、教えといわれている

感謝してあの世に還れることが大切なんだ

仏陀は最後にお弟子さんたちにそう教えて
旅立った

それをお弟子さんたちは納得できただろうか

どこまでわかっていたのだろうか

産まれる

産まれる

遠くで鳥がさえずっている

暖かいお日さま

今日は誕生日

なんで生きているんだろう

首にへその緒を巻いて仮死状態で

産まれ出た

おそらくね

お母さんのところへ産まれ出たかったんだよね

わたし

お母さんのあったかい心

上から見て
「あっ、この人だ」と感じたんだろう

この人じゃないとダメって…

わたしの背負えきれない大きな因縁とやらに負けないで

いろいろな苦難にも一緒に立ち向か

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母のこと

母のこと

間も無く84歳を迎える母は只今、満身創痍

数年前から胸の小さなしこりがあったのに放っていた。
過去のことをほじくり出しても、戻らないから、仕方ない。

でも、でもあの時にもっときつく病院に行こうと言っていれば…と後悔の念が残る。
昨年春、やっとの思いで母を説得して隣町の乳腺外科に診察に行くと、リンパ、骨転移ありのステージ4の乳ガンと診断される。
家から近い総合病院を紹介され、効くか効かないか分か

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