逃げる、逃げる
逃げている

でも現実は追いかけてくる

病院から出たい
退院して自由になりたい
アパートを借りたい

でもお金ない

足も不自由になり
手術が必要
またお金がかかる

手術しないと車椅子
それだけは絶対にイヤ
やっぱり自分のことしか考えない

恨むんならオヤジを恨め
湯水のごとく
じいちゃんが残したものを全て使い果たし
あんたらには借金だけを残して行った

今さらお金のことを言っても仕方ない

あんたらの母親が全部ダメ男につぎ込んだ
全部どぶに捨てたんだから

じいちゃんもあんたらの将来を心配してた、伯母には
「あいつらをちゃんと生きて行けるようにしてやってくれ」って頼んでた
孫たちの心配までして行った

叔母である母も入院費用を肩代わり
黙って出していた
あれしてこれ欲しいってワガママばかりを言ってくる
自分しかかわいくない

もしも伯母と母の立場が逆ならば伯母はおそらく私には手を出さないだろう
なんとなくそんな気がする
母は人には迷惑をかけるのが嫌いだから
ちゃんとしていってくれる

お金、お金と言いたくないが
やっぱりね、お金は大切だ

生き方が悪かったり、自分さえ良ければいいという考えの人たちやお金を大切にしない人たち、お金を世のため人のために使わない人たちからは神様は取られる

人間の持ち物は全て神様からの借り物だから
こころだけが自分の持ち物
ありがとうと感謝をして使いましょう

あぁ、私も人のふり見て我がふりを直さないと

神様に生かせてもらって
感謝して
生きてゆこうと思わないと
この命をありがとうって

現実逃避は出来ません
逃げたら追いかけてくるだけだから