頭がスッキリしてる
最近、アルコールを取るのを18時までにしている。それは21時までに寝ることにしてるから。
睡眠の質を向上し、量を増やしたい。その一心で始めた。
その結果、最近、寝るときに『頭がスッキリ』している。
朝起きたときも、出かけて歩いているときも、だいたいいつも『頭がスッキリ』してる。
今回は、この『頭がスッキリ』していることについて、詳しく書こうと思う。なぜなら、今までにあまり体験したことがない状態だからだ。
寝つきがいいとか、目覚めがいいとか、これまでもあるけれど、今味わってる『頭がスッキリ』してるのは割と初めての感覚である。
まず何も考えてない。
もちろん目が覚めていて、見てるものや今どうしてるとか、そういった自覚はあるのだけど、頭の中に何もない感じなのだ。
そしてこの頭の中に何もない感じが何ともうれしい気分を伴う感じなのだ。
僕はこの状態だとインスピレーションが現れやすいと思っていて、それが道を示すものだと思っているので、なおさら「いいね!」ってなるところもあるけど、そんなことを期待しているわけでもない。
ただなんかこの状態が楽しくてしあわせな気分になるのだ。
至高体験とか至福とかそんな感じではなくて、微笑ましい感じ。
出かけて歩いているときも頭の中に何もない感じで、いろいろ見ながら歩いていて、自分の中に何が現れ出てくるのかワクワクしてくる。
本当に何も考えてない。
今日の場合だと、その足でカフェに入った。オンラインミーティングがあるからだ。
カフェでアメリカンコーヒーを注文してオンラインの準備をする。
ミーティングが始まる。
当然ミーティングだからいろんな話題が出てくるけれど、それは歩いているときに景色を眺めているのと同じ感じで、頭の中に何もなくて、どんなことが浮かんでくるか楽しみにしてる感じ。
そして浮かんできたことを話していく。
またそれについて話が進んでいく。自分の中に何かしようとするものがまったくなく、ただ頭の中は空っぽな感じで、何か浮かんでくるのを楽しみにしてる。
この繰り返しなんだ。
ミーティングを終えて、ラーメンを食べに行った。
ラーメンが出てくるまで本を読む。
そのときも歩いているときと同じで、移り変わる景色を眺めているように本を読み進めていて、何も考えてない感じ。
頭に強く残る言葉をメモしたり、頭に何か浮かんできたら味わってみて、それを広げてみたりする。
ラーメンが出てきた。
美味しそう。
本を置いて食べ始める。
スープを何回か掬って口に運び味わう。
次に少しの麺を持ち上げて口に運ぶ。麺のツルンとした感じや歯応えも感じながら味わう。
チャーシューを口に運ぶ。何回か噛みながらジューシーな肉汁や香りを楽しみ、そこにスープと一緒に細切れ玉ねぎを加え、さらに混じり合う味と風味を楽しむ。
これも頭の中で何も考えてなくて、ラーメンをただ美味しく食べているだけで、「嗚呼、美味しい」って感じ。
最後まで楽しんで、また午後からオンライン。
これの繰り返し。
『頭がスッキリ』しているのだ。
何も考えてない。
何もしようとしていない。
ただ進んでいく。
別に何も特別なことが閃いたわけでもないし、興奮するような発見があるわけでもない。
ただ頭の中が空っぽで楽しみな感覚。
不思議な感じだわ、これは。初めての感じ。
こうして書いてみると、考える場面もほとんどなくなってきてる気がする。
興味深い。
考えるに近いのは、何をしてるときも、今、何を体験したいか、みたいな感じを確認して選ぶ、みたいなのはあるな。
そうそう、だからその感じも自分の中を探しにいく感じで、歩いて景色を眺めているに近いのよ。
ホント考えてない気がする。
これが何という落ちも何もないのだけど、今日のミーティングでこの感じを話したら書き記しておくといいのではと言われて書いてみた。
そのとき、マインドフルネスがどうとか、瞑想がどうとか、話題になったけど、そんなことすら頭にない感じだから、同じなのか違うのかもわからなかった。
ただ『頭がスッキリ』しているのだ。
ま、そんなわけで、とっくにパソコンないのに、また今日もパソコンのケーブルと外付けハードディスクもって出かけてしまった(笑)
さすがだね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?