「ごめんなさい。」

と火葬された母の遺骨を前に言った松尾スズキ氏(『GINZA』APRIL)。「八年、寝たきりだった。口も利けなかった」という関係がその一言に表れる。2か月近くリビングに遺骨を置き「眺めまわして、甘えたい」という気持ちも高齢の母がいる私はよく分かる。
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